ここでは、普通二輪免許教習(MT)の2段階9時限目で実施されることが多い(教習所によってカリキュラムが違います)高度なバランス走行などについてお伝えします。
よろしければお付き合いください。
実施内容
この時限の項目は少し変わっていますが、項目名の通り高度なバランス走行を行います。
いままでに練習したことがない体験をすることが出来ます。
コースの都合で教習所によって実施する練習内容に少しの違いはありますが、以下の練習内容があります。
Uターン
砂利道走行
ウェーブ路
マンホールの上を通過
立ち姿勢による走行
一本橋をゆっくり
S字コースを速く
不等間隔のスラロームなど
遠くから見学していると楽しいことをやっているように見えたりもします。
しかし、実際に教習をしている本人は必死になって運転している場合がほとんどです。
真冬でも汗をかいている教習生を何人も見てきました。
ケガの防止
この項目を練習するときも注意をしないといけないことは転倒によるケガです。
普段の練習と違いかなり高い確率で転倒するリスクがあります。
指導員からの説明でも転倒をしないように無理をしないでください!という説明が必ずあります。
指導員の後ろをついて行くことが出来ないと思ったときは無理をせずにペースを落とすようにしましょう。
砂利道など路面状況が悪い場所を通行するときも怖いと感じたら、ためらうことなく足を出して転倒防止をするようにしましょう。
さいごに
この項目ではレベルアップが目的ではありません。
以下の2つが目的となります。
バイクで悪路を走行すると誰でもバランスを崩してしまうこと
不等間隔に設置されたパイロンスラロームではリズムよく走行することが困難になること
いままでの教習で練習してきたことと少し違うことをしただけでも、バイクの走行はやはり難しい!と感じてもらうことが目的にあります。
より高度なバランス力を身につけることも当然、目的にあります。
ただ、路上を安全に走行するためにあえて難しいことを避ける必要もあると思います。
止む無く砂利道を通る場合は足をつきながら通行することも必要だと思います。
Uターンも足をついてやることも場所によっては必要です。
わたしもよく足をついてUターンをしています。
25年以上バイクに乗ってきましたが、事故を防止するためには簡単な操作を選ぶことも大切だと思います。
本当にケガをしないように教習では練習をしてください。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
今回の内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき
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