
安全な交通環境を共有するために、ライダーの皆さん必見です!4月になると、ペーパードライバーが増える傾向にありますが、その増加に伴って交通事故のリスクも高まります。そこで、本ブログでは4月のペーパードライバーとの交通事故防止策について考えてみたいと思います。皆さんの安全運転のために、ぜひ参考にしてみてください。
新社会人
4月になると新社会人として会社に入社した方々が、営業や配送などで車を運転することになります。
多くの企業では、新入社員研修などを終えて、勤務先や配送・営業ルートが決まり、運転を始めることになります。
一部の企業では、研修段階で運転をさせることが危険だと判断し、車を使わない業務を割り当てる場合もあります。
特に名のある大きな企業ほど、この点には徹底しているようです。
ただし、人員に余裕がない企業では、新入社員を早く通常の業務に参加させ、他の社員の負担を軽減したり、売り上げを伸ばしたりする意図から、運転のスキルや適性を確認せずに配車するところも少なくありません。
私自身、指導員をしている経験から、講習を受けに来る方々から実情をたくさん聞いたことがあります。
もちろん運転をしているのは企業ではなく個人なので、注意すれば問題はありませんが、実際のところ余裕があるわけではありません。
入社面接で運転免許の有無を尋ね、その有無だけで運転可能かどうかを判断する担当者も少なくありません。
ただし、普段運転している方でも車両や走行場所が変わると適応には時間がかかることがあります。
運転が不安な場合は、必ず事前に担当者に伝えるべきです。
車を運転する際には、会社の看板を背負っているという自覚を持つことが重要です。
事故が起きてからでは遅いのですから、事前の準備と注意が必要です。
ライダーの注意点
ライダーの注意点として、4月は運転に不慣れなドライバーが多いという前提で走行する必要があります。
四輪車の行動において注意すべきことは次の通りです。
- ウインカーを出さずに曲がることがあること。
- 急に速度を落とすことがあること。
- 視野が狭く、バイクを見落とす可能性があること。
- 交差点を曲がる前に左に寄せることができないことがあること。
- 交差点を左に曲がるときに大回りになることがあること。
- バックミラーをあまり見ていないことがあること。
- 後退(バック)するときにあまり確認をしていないことがあること。
特に注意すべき点として、車両感覚がつかめていないために、左折をする際に交差点手前で左に寄せることができない場合があります。
また、バイク運転中に空いている左側のスペースに入ってすり抜けしようとしたときに、四輪車が急に曲がってきて巻き込まれる危険性があることにも注意が必要です。
すり抜けをしないライダーには関係ありませんが、すり抜けを行うライダーは特に注意が必要です。
さいごに
私自身も社会人1年目の4月に小さなトラックに乗って、知らない町を不安な気持ちで運転していました。
ミスをしないように注意をしていても、ミスをしてしまうことはあります。
その経験から、4月になると他車の動きをよく見るようになりました。
自分自身はミスしないように注意し、他人のミスもカバーできるように心掛けることが出来れば最高ですよね。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
今回の内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき