颯爽と走行しているバイクを見て、免許取得を考える方も多いと思います。
特に暖かくなるとバイク免許を取りたい気持ちが強くなります。
夏はバイクの季節ですが、今回は、夏に免許を取る際の注意点についてお伝えします。
よろしければお付き合いください。
想像以上に暑い
技能教習は50分間ありますが、想像している以上に暑いです。
その理由は、異常気象で暑いこともありますが、実は教習での装備品が多いことも関係しています。
装備品として使用するのは、
・ヘルメット
・長袖、長ズボン
・グローブ
・胸プロテクター
・ひじ、ひざプロテクター
特に胸プロテクターを付けていると走行していても、身体に風が当たらないため冷却をしてくれません。
むしろ熱がこもるような形になってしまいます。
熱中症対策として、教習中の水分補給を許可している教習所が多数なので、こまめに水分補給を行ってください。
あとは、できればメッシュ生地のバイクウエアの使用をおすすめします。
メッシュ素材は、太陽光による熱や紫外線を防ぎながら、自身の体から出た汗を走行する風を取り込むことで外に逃がしてくれます。
肌をむき出しにした状態で感じる、腕や足にまとわりつく汗の、あの濡れた感じがないのです。
更に、アスファルトによる路面温度上昇とバイクのエンジンから発生する熱も加わることになるので、想像以上の暑さになってしまいます。
スケジュールが重要
技能教習の予約を取得するときに、気温が上がる11時~16時くらいの時間帯は予約取得を避けるべきです。
少しでも温度が低い時間帯を選んで予約をしましょう。
また、いきなり2時間連続で予約するよりも1日1時間にするか、1時間休憩を入れて1日2時間の予約にするか?様子を見ながら取得することがベストです。
指導していたときの実話ですが、教習生さんが教習の開始時間に間に合わせるため、バイクで教習所に向かっている間に渋滞に遭遇してしまいました。
なんとか、ギリギリ教習に間に合うことは出来たのですが、冷却することなく暑さに我慢して教習を受けた結果、体調不良で教習を中断した方もいました。
バイクで移動される方は、移動時間中の休憩時間もスケジュールの中に入れておく必要があります。
わたしも夏にバイクを乗るときによくやりますが、5分だけでもコンビニ内で冷却すると身体の周りの温度は下がってくれます。
体調管理をすること
当たりまえのことですが、寝不足の状態で酷暑の中教習を行うことは非常に危険です。
指導していたときに、体調不良になった方を介抱したあとに話を聞くと睡眠時間を2、3時間しかとっていなかったと言われた方がとても多かったです。
朝食を抜いているという方も多かったです。
特に暑い夏は、睡眠時間と栄養をとっておくべきです。
救急車を呼ぶこともありました。
さいごに
わたしが指導していたときよりも、最近の夏は異常気象の影響で更に過酷になっています。
夏の免許取得を避けることも、対応策の一つですが、なかなかバイクに乗りたい気持ちを抑えることは難しいと思います。
熱中症に気をお気をつけいただき、無事バイク免許取得が出来ることを陰ながら応援しています。
夏のバイク免許取得される方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。もとゆき
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