ある保険会社のデータによると、バイクの盗難は2時間に1台の割合だそうです。
コロナの影響で不況になり、さらに盗難に拍車がかからないかが気になるところもあります。
完全に盗難を防ぐ方法はないと思っています。
映画ではありませんが、プロの手にかかれば盗難を防ぐことは難しいと考えます。
ただ、盗難防止策を取ることで犯行に時間をかけさせることはできるはずです。
今回は、私が考えるプロへの対処方法についてお伝えしたいと思います。
もしご興味があれば、お付き合いください。
アースロック
バイクのタイヤや機械類をチェーンで固定することで、盗難や持ち運びの防止策として効果的です。
たとえば、200キロのバイクであっても、複数の人間で協力すれば容易に移動できてしまいます。
しかし、これをバイクや工作物とチェーンで結びつけておけば、簡単に盗まれたり運ばれたりすることはありません。
トラックの荷台にバイクを積みこまれてしまうことを防止できます。
万全ではない
チェーンや他の固定具を用いてロックを施す際には、どんなに頑丈なものであっても、その破壊や乗り越えられる可能性があることを常に考慮するべきです。
したがって、防犯策としての使用を検討する際には、その限界を理解することが重要です。
作業のしやすさを考慮すると、地面にチェーンを広げて固定するよりも、浮かせて固定する方がより効果的です。
また、タイヤと機械類を近づけてぐるぐる巻きにすることで、チェーンを切るための隙間を極力作らないようにしましょう。
これにより、盗難や不正使用を防ぐための抑止力が高まります。
要するに、バイクのセキュリティ対策としてチェーンを使用する場合、適切な固定方法や注意点を理解し、犯罪行為の可能性に対処するための正しい手段を選ぶことが大切です。
アラームで周囲に知らせる
盗難に時間を掛けさせる別の手法として、次のような方法があります。
- 音や光を活用することで、侵入者が装置を破壊したり取り外そうとするまでの一時的な阻止を図ることができます。これにより、彼らに作業時間を要させることが可能です。同時に、周囲の人々にも異常を知らせることができます。
- ただし、単独のアラーム装置だけでは完全な対策とは言えません。そのため、アラーム装置だけでなく、アースロックなどの他のセキュリティシステムと組み合わせて使用することが重要です。これにより、侵入者が遭遇する障壁を増加させ、盗難を未然に防ぐ効果が期待できます。
これらの手法は盗難に対抗するものではありますが、絶対的な保証を提供するものではありません。
盗難対策は、多層のアプローチと継続的なアップデートが重要です。
セキュリティ対策を複数組み合わせることで、盗難のリスクを最小限に抑えることができます。
バイクカバー
バイクの車種が特定できる状態で駐車場に停めておくことも不安があります。なぜなら盗難を考えている犯罪者に情報を伝えることになるからです。
実は、わたしの先輩は、自宅に帰るときも不審な車両につけられていないか?を気にしています。
そこまで慎重になっている理由は、ガレージ内に止めているバイクを、シャッターをこじ開けられて盗難にあった経験があるからです。
怖い話ですが、自分のバイクが誰かに見られているかも知れないと用心しておく必要があると思います。
さいごに
盗難の被害に遭った後では対策が手遅れになることがあります。盗難対策は費用や手間がかかりますが、被害にあった知人からの話を聞くと、実際のショックは想像以上に大きいことが分かります。
特にバイクの場合、車両保険への加入率が低いことから、盗難に遭った場合、精神的な面だけでなく経済的な面でも大きな打撃を受ける可能性があります。
全てのリスクを完全に排除することは難しいですが、適切な対策を講じることで、盗難の犯行に対して時間をかけさせたり、諦めさせることはできるはずです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
今回の内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき