
夏場の暑さに対して、バイクに乗る際には対策を考える必要があります。

夏の暑さ対策と言えば、熱中症対策を思い浮かぶ方も多いと思います。
実は、気温が上昇することでツーリング先などでバイクを停める際に注意が必要です。
今回は、その注意点についてお伝えしたいと思います。
よろしければお付き合いください。
アスファルトは溶ける?
夏場には、トラックやダンプカーがよく通行する道路を見ると、平坦な道路がトラックの重みでデコボコになっていたり、波打っていることがよくあります。
これは気温の上昇が原因ですが、バイクを駐車する際に、下が黒いアスファルトの場合、サイドスタンドが地面にめり込むことがあります。

特に車重が重たい大型バイクは注意が必要です。
私も転倒まではいきませんでしたが、過去に何度かサイドスタンドがめり込んでいて冷や汗をかいたことがあります。
サイドスタンドの設置面積はごく僅かですが、バイクの重みがその僅かな設置部分にかかることで、高温のために柔らかくなったアスファルトにめり込んでしまうことになります。
対策について
対策については、アスファルト以外の場所に停めたり、日陰になっているアスファルト部分に停めたりすることが有効ですが、バイクから離れている間に状況が変わってしまうと、転倒の危険性が高まることになります。
実は、お金はかかりますがサイドスタンドの設置面積を広げるパーツが販売されています。
よろしければ、以下をご参考ください。
お金をかけずに行う対策は、
かまぼこ板や空き缶をつぶして、それらをサイドスタンドの下に敷くことです。

これにより、サイドスタンドの設置面積を広げることができ、転倒対策になります。
月極で借りている駐車場なら、常時かまぼこ板を置いておくことができますが、ツーリングで毎回かまぼこ板を携帯することも不便だと思いますので、缶ジュースや缶コーヒーを飲んだ後の空き缶を踏んで使用すればよいと思います。
もちろん、使用後には空き缶はゴミ箱に入れましょう。
さいごに
夏場のツーリングでは、暑さのために目的地に着いた後は、当然ながら涼しい場所を求めて移動することになりますが、移動する前に、少しだけ我慢して今回の内容を思い出していただければ幸いです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
参考になれば幸いです。もとゆき