
不幸にもバイク卒業検定で不合格になってしまうと誰でも落ち込むものです。
わたしは教習所で20年間勤務をしていたので、落ち込んでいる教習生の方を見てきました。
わたし自身も免許取得時に検定に落ちて落ち込んだことがありました。
落ち込む気持ちはよくわかりますが、気持ちを切り替えて再チャレンジをする必要があります。
今回は、バイクの卒業検定で不合格になり落ちた場合の後にやることについてお伝えさせていただきます。
よろしければお付き合いください。
目次
補習を受ける
検定が不合格になり落ち込んだ気持ちも払拭して、『さぁ!次の検定ガンバロウ!』と立ち直って次の検定予約を取ろうとしても、
すぐに検定を受けることが出来ないのです。
『なぜ?すぐに受けさせてくれないの~』となりますが、
実は、補習という形で1時限以上実技練習をしてからでないと、次の卒業検定を受けることが出来ないのです。
これは、指定教習所のルールになっていますので全国どこの指定教習所でも同じルールとなっています。
しかも、多くの教習所が補習を受けて翌日以降でないと卒業検定の予約が取れないことが多いです。(わたしが勤務していた教習所では、早くて翌日以降の検定でした)
補習練習で気を付けること
わたしの経験から補習練習で気をつけて欲しいことがあります。
それは、前回不合格になったところばかりを練習しないことです。
なぜなら、何度も練習していると感覚がつかめてきてスムーズに運転することが出来るようになるからです。
それで良いのでは?という声が聞こえてきそうですが、
検定では、当日、各課題の練習を1回もすることなく走行することになります。
普段、うまく走行出来ていた課題も緊張から失敗をしてしまうことはよくあることです。
もちろん不合格になった課題が苦手な場合は、繰り返し練習する必要があると思いますが、その場合も連続でやるのではなく、
他の課題を組み入れてあえて間隔を空けてから練習するようにして見てください。
次の検定で別の課題で不合格になることがないように、まんべんなく練習をしておく方が絶対に良いです。
お金のこと
補習になった場合に追加の費用が発生する場合があります。
追加費用というのは、1時限の補習料金と再検定費用になります。
追加費用は教習所によって変わりますが、わたしが勤務していたところでは、
補習料金と再検定費用合わせて約1万円くらい必要になりました。
この費用がかかることを知らなかったら、流石にへこみますよね。
1万円あればバイクパーツを購入することが出来ますよね。
教習所のプランやコースで補習費用や再検定費用が何回発生しても、
都度料金を支払う必要がないポッキリコースを設定している場合もありますので、
不安な場合は、教習所入校前にご確認ください。
わたしが勤務していた教習所では、ポッキリプランの料金が1万円でした。
さいごに
卒業検定に不合格になると誰でも落ちこむと思います。
わたしも過去に飛びこみ試験や指導員の資格試験に不合格となり落ちこんだことが何回もありました。
落ち込むうえにお金もかかることでダブルショックを受けたことを今でもはっきり覚えています。
落ち込んだまま再検定にチャレンジして、また不合格となれば立ち直ることが出来なくなるかも知れません。
そうならないためにも、今回ご紹介させていただいた記事が参考になりましたら幸いです。
また、教習に関するご質問をツイッターのDMで募集していますので、お気軽にご利用ください。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
参考になりましたら幸いです。もとゆき