YouTubeでモトブログを始めて見よう!と思ったときに撮影するカメラやカメラ取付の機材、マイクなど購入する物がいくつか必要になります。
また、どのようにカメラを取り付けたら良いのか?
マイクで自分の声を綺麗に録音するにはどの位置に設置するのが良いか?
などなど・・・実は、悩むことがいくつも出てくることになります。
今回は、わたしがYouTubeでモトブログを2年やってきた中で購入した物や試行錯誤してきたことを素直にお伝えしたいと思います。
よろしければお付き合いください。
撮影で使用している機材は全部で7つです
早速、使用している機材を7つを紹介します。
- GOPRO8
- GOPRO8モジュラー
- ネックマウント
- あごマウント
- ソニー ピンマイク
- モバイルバッテリー
- SDカード
GOPRO8バイクで走行しているとかなりの揺れが発生しますが、GOPROのカメラ性能のおかげで綺麗な動画を撮ることが出来ます。
はじめて自分の撮影した動画を見たときには、『こんなに綺麗に撮れるのか!』とちょっぴり感動したくらいです。
4Kも撮影が出来るので本当に綺麗な画像を撮影することが出来ます。
1週間に1度のペースで撮影を繰り返してきました。
これは機械なので仕方のないことですが、購入から10ヵ月で音声が録音出来ない故障が発生しました。
1度修理に出しましたがその後に同様の症状が発生したので、新しいGOPROに交換をしてもらうというトラブルがありました。
結果としては、新しいGOPROになって良かったわけですが、その故障がまた、いつ発生するか?わからない不安は残ったままとなっています。
どれくらいの頻度でこのようなトラブルが発生しているか?はわかりませんが、個人的には性能もよくなるのと下取りでそこそこの金額がつく間に、
新しいGOPROに買い替えることもアリなのかな?と感じています。
それから、特に便利に感じていることは、音声コントロールが出来ることです。
バイクのグローブを着けた状態でGOPROの小さな録画スタートボタンを押すことは至難の業です。
それが、『GOPROビデオスタート』の掛け声で録画スタートしてくれることは本当に助かります。
この機能のおかげで撮りたいときにすぐに撮影することが出来ます。
モジュラー
GOPRO8で困った点は、ピンマイクを使うためには別売りのモジュラーを購入しないと綺麗に録音が出来ないことです。
モトブログの場合は、バイクを走行しながら話や説明することが多いので風切り音などの雑音が入ったり、声がよく聞こえないとなると視聴されている方が不快になるだけではなく、すぐに動画を消されてしまうことに繋がります。
だから、モジュラーの購入が必須となるわけですが売り切れでなかなか購入することが出来ず、
代用品のアダプターを使用していましたが機器内部がむき出しになるため、ほこりや少しの雨でも不安を感じながら撮影をしていました。
ちなみにモジュラーが購入出来たのは、発売されてから10ヵ月後でしたww
取り付け
2つの取付機材を使って撮影をしています。
1つは、ネックマウントです。
首からぶら下げる形になります。使い勝手は首からぶら下げるだけなので、とても簡単です。
もちろん、GOPRO本体が転落する危険もありませんし、転落したことはありません。
大変便利ではありますが、映像については、よほど身体を大きく動かさない限り、ほぼ正面の映像しか撮ることが出来ないので、
横の綺麗な景色を自分が見ていても映像としては少ししか映っていなかったり、まったく映っていない事があります。
自分の見たところの映像を撮りたいとなれば、あごマウントをおすすめします。
あごマウントはヘルメットの口に当たる部分にGOPROを取り付ける方法になります。
わたしはフルフェイス型のヘルメットなので、あごマウントの取り付けが出来ますが、ジェット型のヘルメットの場合は、少し工夫が必要になります。
あごの位置にカメラを設置できるように、
コネクターをつなぎ合わせる必要がありますので、どのよう組み合わせたらあごの位置に設置ができるか?試行錯誤する必要はありますね。
わたしは、自分の見ているところの目線のことやレバー類の操作を見てもらいたいときには、あごマウントにしています。
それ以外は取り付けが簡単なネックマウントを使うことが多いです。
2つあると撮影の幅が広がるので準備しておいてもよいかも知れません。
ちなみに下記に添付しておきますが、2つ購入しても2,000円弱なので費用対効果が大きいと感じています。
マイク
マイクがいるの?と思われるかも知れませんが、モトブログでは必須アイテムです。
マイクなしでは風の音だけで自分の声はほとんど聞こえません。
マイクといってもたくさん種類がありますが、ヘルメット内に設置ができるピンマイクが必要になります。
現在は、ソニー製 ピンマイク を使用していますが、モトブロガー御用達のバッファロー製のピンマイクも使用していました。
2つを使ってきたうえでの結論ですが、ソニー製の方が音がクリアでわたしはGOPRO8との相性も良いと感じています。
音については、トラブルに悩まされまして、音が入っていると思って動画を再生したら、まったく音が入っていないという事はよくありました。
よい言い回し?(説明や解説)が出来たと思って録音されていなかったら、本当に大ショックですよ。。。
値段が圧倒的にソニー製の方が高いということもありますが、今は安定して使用することが出来ています。
マイクの取り付け位置
肝心のマイク取り付け位置ですが、試行錯誤した結果、下記の写真の位置に設置することで綺麗な音がとれています。
この位置でも十分に声を拾ってくれていますし、くもり対策でシールドを少し空けていても、
風切り音が気になることはありませんで、今はこの位置がベストポジションとなっています。
よろしければ下記の動画がお伝えしているマイクポジションで録音していますので、よろしければご確認ください。
ちなみに、写真に写っている黒いスポンジは風切り音を防ぐために、必須のアイテムでこれを付けていなかったり、
走行途中に外れて落ちてしまうと雑音が入り混じった聞くに堪えない物になってしまうので、必ずスポンジを付けることと落ちないようにテープなどを使用して固定しておくことをおすすめします。
この位置に落ち着いた理由は、最初は口の前に設置をしていましたが、口とマイクのスペースをほとんど空けることができないために、
息を吸う音やくちゃくちゃと口の音がダイレクトに聞こえすぎて、気持ち悪かったからです。
自分で聞いても気持ち悪いわけですから、視聴されている方が聞いたらと思うとおぞましく感じたので、別の場所を探しました。
ただ、ヘルメットの種類やサイズによっては、口とマイクのスペースが十分に確保できる場合もありますので、一度試し撮りをして見ることをおススメします。
それで、綺麗な音がとれているのなら問題なしですよね。
モバイルバッテリー
GOPRO8に限らずだと思いますが、すぐにバッテリー切れになります。
本当に切れるのが早いです。
30分くらいしかバッテリーが持ちませんww
予備バッテリーを持っておけば交換することが出来ますが、これがなかなかめんどくさいです。
バイクを止めて、グローブを外して、ヘルメットを外して、GOPROのバッテリーカバーを外して、取り換える・・・
この作業を30分おきにやるのは、なかなか大変です。
また、よいシーンを撮影しているときに電源が落ちるとため息が出ます。
これを解消してくれたのがモバイルバッテリーです。
バイクウエアのポケットにバッテリーを入れておきて、線をつなげばバッテリーの容量にもよりますが、何時間でもいけます。
ちなみに、モバイルバッテリーをつないでからは撮影途中でGOPROの電源を落ちることは1度も発生しておりません。
本当に重宝していますし、たよりになります。
SDカード
SDカードについては正直特に困ったことはありませんでした。
GOPROが推奨しているメーカー、仕様のSDカードを使うことが1番安心だと思っています。
わたしは動作保証がされているサンディスク製の64GBを使っていますが、
4Kの画像で録画しなければ容量が足りなくなることはありませんでした。
撮影で失敗し、その後に活かしていること
これは、撮影に限らない話になりますが準備不足が原因で撮影に失敗することが
多々ありました。
1つは、音の問題です。
ピンマイクの取り付け位置によっては、雑音ばかりでほとんど声が聞こえないということがあります。
少し走行動画を撮影してから音の有無を再確認すれば良いわけですが、外の騒音がするところで音の再確認をしても雑音が聞き取れないことがあります。
実際に、これで何時間も撮影したものが使えなくなりました。
それから、本当に面倒くさいですが走行動画を撮影したあとに自宅に戻り静かな環境で音を確認するようにしました。
たった、10分くらいの作業でその後、何時間もの撮影がムダにならないことを考えたら準備体操だと思って、10分のウォーミングアップだと思うようにしています。
映像が綺麗に撮れているのに音が綺麗にとれていなかったら、本当にショックなのでここの準備は必須ですね。
2つ目は、動画のフレームが自分のイメージ通りに撮れていないことがありました。
バイクは走行中の振動があるので、ネックマウントでGOPROを首からぶさらげているだけだと、角度がずれてしまうことがあります。
その結果、バイクのハンドル部分が右半分しか写っていなかったり、バイクのタンクばかりが写ってしまったりすることがあります。
早めに気づけば手で動かして修正できますが、そのまま気づくことがなければ帰宅してから悲鳴をあげることになります。(よく悲鳴をあげました。。)
特に道路の段差などで衝撃を感じた場合は、カメラがずれていないか?をすぐに確認するようにしたいですね。
ちなみに、あごマウントでも取り付け部分が緩んできて知らない間に、撮影角度が変わることがあるので要注意です。
さいごに
2年撮影をしてきた感想としては、撮影前の準備がとても大切で何かの本のタイトルではありませんが、撮影がうまく行くか?どうか?は『準備が9割』だと感じています。
何度でも撮り直せばいいと思っていても、撮り直しを重ねると確実にテンションは下がりますし、撮影したいシーンも簡単に再現できない場合もあります。
それと、モトブログで怖いことは集中力がなくなると事故につながる危険性もあるので、何度でも撮り直しが効くという考え方は避けた方がよいと何度も撮り直したことがある実体験から感じていますww
機材が増えることで出費も増えることになりますが、撮り直しによる時間ロスを防ぎ、なによりも良い動画を撮影するためには、必要経費だと思って割り切るべきと考えています。
今回の内容が少しでも参考になりましたら幸いです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。もとゆき