バイク教習では、どのような服装で受講したら良いのか?疑問に思われている方も多いのではないでしょうか?
YouTubeでバイクの動画を観たら、かっちりとしたライディングウエアを着用している方が多いので、バイク教習のときにもライディングウエアを購入していくべきなのか?
はじめてのバイク教習で悩まれている方もおられるのではないでしょうか?
ここでは、バイク指導20年の経験からバイクの教習で好ましい服装についてお伝えしたいと思います。
よろしければお付き合いください。
結論 長袖、長ズボン
早速、結論をお伝えしますと上半身は長袖、下半身は長ズボンであればバイク教習を受けることが出来ます。
ここでいう、長袖、長ズボンとはバイク用のライディングウエアだけではなく、ユニクロや無印良品で販売されている、通常のカジュアル服も含まれます。
普通の服で良いの?と思われた方もおられると思いますが、バイク教習を受けている大半の教習生が普通の服で教習をしていました。
バイク用のライディングウエアをかっちり着こんでいる方は、わたしがバイク指導をしていたときの印象としては、とても少数であったと記憶しています。
長袖、長ズボンの理由
暑い夏でもバイク教習を受けるときには、長袖、長ズボンが必要になります。
その理由は、バイク教習をしていてバランスを崩してしまい、転倒したときにケガから身体を守る重要な役割があるからです。
服で身体を守ることができるの?と思われるかも知れませんが、転倒して地面に倒れたときに自分の皮膚の変わりになってくれるのが、服ということになります。
服がなければいきなり皮膚が地面に接触することになるわけです。
また、転倒したときに足がバイクに挟まれた場合でも、服があることでバイクの熱を身体に通しにくくしてくれます。
特にバイクのエンジンはとても高温になっているので、服を着ていない素肌の上に乗りかかってきたら、何分どころか、何秒も耐えることができないくらい熱いと思います。
想像しただけでも恐ろしいですよね。
汚れてもよい服
前述の通り、長袖と長ズボンであればバイク教習を受けるのに問題はありませんが、バイク教習の場合は、誰でも教習中に転倒する危険性があります。
どれだけ力が強い方でもバランスを崩したりしたときに、バイクの重さを支えきれずに転倒してしまうことがあります。
むしろ、バイク教習を受ける中で1度も転倒することなく、卒業できたという方は少ないと思っています。
バイク教習でも転倒のリスクが高いので、お気に入りの服をバイク教習のときは着用しない方がよいです。
転倒するとかなり高い確率で服が破れることになります。
わたしがバイク教習を担当していたときに、転倒した教習生の方でケガはなかったのですが、お気に入りの服が破れてしまい、とても落ち込んでいる場面を見ることがなんどもありました。
誰でも転倒する可能性がありますので、バイク教習のときにはお気に入りの服は避けて、破れたり、汚れても良い服を使うことをおすすめします。
さいごに
いきなりバイク用のライディングウエアを購入することについては、何も問題はありませんが、価格も高価な商品が多いので、教習では普段着の長袖、長ズボンを使うことになっても、全然、問題ありません。
本当にわたしが指導をしていたときには、ほとんどの教習生が普段着で教習を受けていました。
バイク教習の場合は、車の教習とは違い服の他にも、ヘルメットやグローブ、くつなどを購入することになるので、想像している以上に費用がかかることがあります。
その点にもご注意いただければと思います。
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最後までお読みいただきましてありがとうございました。
今回の内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき