【バイク】バイク卒検で多かった2つの減点項目をお伝えします!
スポンサーリンク

バイク卒検で誰でも1発合格したいと思うものです。わたしは教習所で指導員・検定員を約20年間やっていた経験があります。

 

その経験から、バイク卒検で多かった減点項目についてお伝えしたいと思います。

経験値からの内容で具体的に数値を測っていたわけではありませんが、

バイク卒検を受けられる方への参考になりましたら幸いです。

よろしければお付き合いください。

1番多かったのは、ウインカーの減点です。

早速、1番多かった減点をお伝えすると、その内容はウインカーです。ウインカーを出すことを忘れたり、ウインカーを消すことを忘れたりすることで減点となります。

 

特にウインカーの消し忘れが多かったです。

 

もとゆき
本当に多かったです!

 

ウインカーを出すことを忘れることは、それほど多くはありませんでした。

ウインカーを消し忘れる理由としては大きく2つあると思います。

1つは、交差点を曲がったあとに走行しているコースのことや次の課題のことに意識がいくことで、ウインカーを消し忘れてしまうことです。

 

次に曲がるためのウインカーを出すまで、消し忘れに気づかないこともよくありました。

もう1つは、四輪の免許をお持ちの方で四輪車に乗っているときのくせで消し忘れるケースです。

 

四輪車はどの車もハンドルを戻すと(逆に回すと)ウインカーが消えるようになっています。

この操作に慣れているとバイクでウインカーの消し忘れにつながってしまいます。

このくせのせいでバイク教習でウインカーの消し忘れになっている方をたくさん見てきました。

 

もとゆき
本当に多かったです。

 

ウインカー消し忘れの対策は、意識しておくことが最も大切ですが・・・

それだけだとなかなか改善できないと思われる方もおられると思います。

 

具体的な対策をお伝えしますと教習所内ではコースが狭いこともあり、頻繁にウインカーを出すことになります。

 

だから、ウインカーを出したときに親指をウインカースイッチから離さずに、そのまま、スイッチに触れておくことで、曲がったあとにウインカースイッチを押す操作がやりやすくなり、消し忘れの防止になります。

ぜひ、お試しください。

2番目に多かった減点項目は確認です。

確認については色々な確認がありますが、その中で1番多く減点になっていた確認が交差点確認です。交差点確認は、その名の通りで交差点を通過する前に交差する道路が安全であるか?の確認になります。

 

例えば、信号機のある交差点で青信号で進入する前に左右の安全を目視で確認することになります。

信号機がなくても道が交差している道路に進入する前に交差点確認が必要になり、

確認をしているか?を検定員が見て採点します。

 

道が交差している場所になりますから、教習所内のコースでは頻繁に交差点確認をする必要が出てきます。

例えば、クランクコースの出口やS字コースの出口部分も道が交差していることが多いですが、その場所でも交差点確認が必要になります。

 

通行する回数が多くなるので、その分確認ミスが発生しやすくなっていることも言えます。

 

あや
確かに!

 

対策は、走行速度が速いと確認ミスにつながりやすくなってしまうので、道が交差している場所を通過する前には、意識して速度を落として左右確認をやりやすくすることが大切です。

卒業検定のときだけ確認すればいいと思っていても、確認する習慣がないと見ることができませんので、毎時限の練習の中で意識して確認する必要があります。

さいごに

わたしの20年の経験から、減点が多かった項目であるウインカーと交差点確認についてお伝えさせていただきましたが、この2つは操作や行動としては難しいものではありませんが、意識をしていないと簡単にミスをしてしまう行動だと思います。

 

卒業検定では、減点だけで済んで合格してバイク免許を取得させる方が多かったですが、

実際、公道を走行しているときにこの2つのミスが原因で事故になったり、事故を回避することが出来なかったりする可能性があることを考えると、

減点されないためによりも、『事故にあわないために』に重きをおいて練習して

修得することが大切だと強く感じています。

教習所をお探しなら・・・免許合宿を人気順で選べる

 

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

今回の内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき

バイク保険 【大型二輪MT編 普通自動二輪免許所持】 【脱ペーパードライバーさんのお助けブック】 ◆YouTubeでもバイク、車の情報を発信しています!

Twitterでブログ更新をお知らせしています!

おすすめの記事