こんにちは。もとゆきです。バイク歴30年、指導員20年の経験があります。
今回はバイクを運転中に急な割り込みをされることは多々ありますか?
その疑問へのお答えと事故防止のためにやっている対策もお伝えさせていただきます。
よろしければお付き合いください。
割り込みされることは多々あります。
残念ながら割り込みをされることは多々あります。。。道路上でその光景を見ることは多いです。
その理由ですが、
バイクは車体が小さいので、割り込みをしやすいという事があります。
残念です。。。
更には、
四輪ドライバーから、ミラーでバイクを見た時の見え方が、遠くにいるように見えてしまうことも原因としてあります。
注意したいポイントです。
このような理由から、隣の車線を走行している車がウインカーを出したときには、
割り込まれるかも知れない!と危険を予測しておくと、少しは余裕を持った対応ができるようになります。
逆にこちらが優先だからとアクセルを緩めずに加速をしている状態で、割り込まれると、急ブレーキや急回避をする操作が必要になりますが、操作自体が難しく危険な状態になってしまう場合があります。
死角の影響
四輪ドライバーからバイクが見落とされていることもあります。四輪車やバイクには、ミラーの死角があります。
ミラーの死角部分については、車種によって違いがありますが、運転者が左後ろや右後ろを大きく振りかって確認しないと見えない部分が、ミラーの死角となっていることが多いです。
目視が大切です!
バイク運転中に右斜め前や左斜め前に四輪車が走行しているときに、バイクがミラーの死角に入っていて完全にバイクが見落とされていると割り込まれることになります。
バイクと四輪の指導をやっていましたが、教習生さんがミラーの死角を確認することを忘れてしまうことはよくありました。
ミラーの死角を自分の目で見ましょう!というアドバイスをよくしていました。
自分のバイクがミラーの死角に入っているかも知れないと予測しておくことが大切です。
譲ってあげる
バイクは小さいので遠くに見られたり、ミラーの死角に入ってしまうこともあるので、隣の車線を走行している四輪車がウインカーを出して、進路を変えようとしたときには、譲るようにしています。
もちろん、すべての場面で譲っているわけではありませんが、事故を防止するために基本的には『譲るスタンス』を持っています。
これが大切だと思っています!
このスタンスのおかげもあってなのか?
急に割り込まれて事故になるような場面は起こっていません。
急ブレーキをかけることも回避できています。
何より、うれしいことは譲ることで、前に入った車がサンキューハザードを出してくれることが多く、こちらも気持ちよくなります。
心理的には『割り込まれた』となるとマイナスイメージが強く、正直、前車に対して好意的になるのは難しいですが、『譲ってあげる』の場合は、自分が良いことをしたというプラスの思考が強くなります。
確かに!そう思うワ。
割り込まれたと譲ってあげたとでは真逆になりますが、それも考え方1つで運転の仕方が大きく変わるものだと感じています。
さいごに
バイクを運転中に割り込まれることは、多々あります。
バイクは車体が小さいので割り込みがしやすいという側面もあります。
ミラーに写るバイクが小さく見えるため、遠くにいるように感じて、割り込まれることもあります。
四輪車の方が悪いとなってもケガをするのは、バイク側になることが圧倒的に多いです。
だからこそ、バイクは割り込まれやすいと自覚して『譲ってあげる』という選択肢を持つことで、事故を防止することが出来ます。
また、四輪車から好意的なメッセージをもらうことで、気持ちよくバイクを運転することが出来ます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
今回の内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき