ペーパードライバー練習 自宅の車で練習する前に必ずやっておきたい3つのこと
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こんにちは。もとゆきです。

車、バイク歴30年、指導員20年の経験があります。

 

ペーパードライバーさんの運転練習をよく担当していました。

練習を繰り返していく中で、自宅の車で練習したいですと相談されることが

よくありました。

 

そのときに、必ずお伝えしていたアドバイスがありました。

今回は、そのアドバイスの内容をお伝えさせていただきます。

 

よろしければお付き合いください。

具体的に練習する場所を決める

アドバイスさせていただいた内容の1つ目は、練習で走行する場所を具体的に決めることです。

とりあえず、自宅の近くを走って練習しようという決め方は止めた方がよいと思っています。

 

あや

そうなの?

 

なぜなら、最初から狭い道を走ったり、比較的プレッシャーのかかる交差点の右折をすることが多いコースになると、運転しにくいだけでなく事故の危険もあるからです。

 

教習車のように指導員が補助をしてくれる体制があれば良いですが、

1人で運転したり、家族が同乗している場合でも、ほとんどの場合補助ブレーキなどがあるわけではないので、危険な場面が発生しても簡単に補助することはできません。

 

だから、コース設定をするときに少し時間をかけて欲しいです。

 

例えば、最初の練習コースでおすすめするコースは、最高速度40キロの道を反時計回りに走行するコース設定です。

いきなり速度が50キロや60キロの道路を走ると、周りの状況をつかむことが難しく、なかなか余裕を持って運転することが難しいです。

 

また、車線数が多くなるとその分注意をする箇所が増えることになります。

反時計回りのコース設定の理由は、左回りになって左折ばかりになるので、右折を避けることが出来ます。

 

もとゆき

右折が苦手な方は多いです。

 

指導をしていたときに、練習の初期段階で路上を走行するときは40キロ道路と左回りを入れたコースで練習をしていました。

この設定でたくさんの教習生の運転を見てきましたが、過度な負担なく練習ができていたので効果が高いと感じていました。

グーグルマップで事前確認

40キロの道路で反時計回りのコースを決めて、あとは練習あるのみ!となる前に

まだ、やっておきたいことがあります。

 

それは、PCやスマホを使ってどのような道になっているか?をグーグルマップなどのアプリを使って、事前に調べておくことです。

写真に切り替えて見ることにより、道路の形状や工作物などを具体的に確認することができます。

 

もとゆき

このひと手間が大切です。

 

そうしておくことで、コースイメージを頭に入れることだけではなく、気を付けないといけない場所、左折する場所が2つあって、どちらを曲がらないといけないか?を事前に知っておくことで、運転中の焦りや戸惑いをなくすことができます。

 

過去に教習生さんから聞いたことですが、

練習するコースをよく確認していなかったために、勘違いして左折した場所が狭い道であったために、

障がい物に接触をして、バックするときに接触していた車の前方バンパーを落としてしまう事故にあったお話を聞くことがありました。

 

もとゆき

最悪です!

 

事前に道を確認しておくことで、このような事故を防ぐことができると感じています。

時間をかけても良いので、運転する前の落ち着いた状態でマップの確認をするようにしましょう。

停止状態で運転装置の確認

3つ目は、自家用車がある方は、運転席に座って装置の取扱いなど実際に触ったり、動かしたりして欲しいです。

もちろん、車を走らせて行うのではなく、車が停止した状態でやってもらうだけで良いです。

 

なぜ?このお願いをしているのか?と言いますと、

車が動いている状態で、装置の取扱いでわからないことが発生しないようにするためです。

 

もとゆき

練習中によく見た光景です。。。

 

車が動いている状態で、装置を探したり、操作方法を確認することは、とても危険な行為です。

 

何より焦りにつながってしまいます。

 

停止状態でウインカーの出し方やワイパーの使い方、ライトのON、OFF、ハザードランプの付け方などを、実際に操作して確認をしておきましょう。

これをやっておくだけでも実際に車を運転したときに、焦りを防ぐことができるので、とても役立ちます。

さいごに

自宅の車で練習をするとなったときに、まず手始めに近所で運転練習をしてみようとなりがちです。

そのように多くの教習生さんから聞くことがありました。

 

もちろん、すぐに運転練習すること自体は間違いでありませんが、より効果を上げるため、また事故を防止するために、

今回お伝えさせていただきました、①具体的に練習する場所を決める、②グーグルマップで事前確認、➂停止状態で運転装置の確認の3つを実践していただくことをおすすめ致します。

 

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

今回の内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき

 

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