ゴールデンウイークにツーリングの計画をされているライダーさんは多いと思います。楽しみにしていたゴールデンウィークのツーリングで違反をして捕まってしまった場合、楽しさも半減以下になり、残りのゴールデンウィークを沈んだ気分で過ごすことになってしまいます。
これではまったく楽しくないです。
ここでは、ゴールデンウィークのツーリングで注意すべき違反についてお伝えしたいと思います。おおむね2分間くらいの内容です。よろしければお付き合いください。
1、通行帯の違反に注意
ゴールデンウィークの長期間の休みを利用して、ツーリングで高速道路を使う方も多いと思います。
その高速道路を利用する時に注意したいことが、車線の通行方法についてです。
高速道路で通常走行する車線は、一番右側の車線(追い越し車線)を除いた車線を走行することが原則となっています。
一番右側の車線は、追い越しをする時には当然走行しても構わないのですが、追い越しが終われば速やかに車線変更を行い、一番右側の車線を空けておかなければいけないルールになっています。
一般道路では、車線の数や交通量の関係などで警察も容認していることがあるように思えますが(絶対ではありません)、高速道路で3つ、4つ車線があって、交通量も少ない状況なのに一番右側の追い越し車線を走行していると、取り締まりの対象となってしまうことがあります。
ちなみに、違反点数と反則金を記載しておきますと、通行帯違反は1点で、反則金は普通車、二輪車ともに6000円です。
ゴールデンウィークの後に、このような通行帯のルールを知らなかったと周りの人から声を聞くことがよくありますので、注意が必要です。
2、高速道路の路側帯に注意。
ゴールデンウィークの長期休暇期間中は、高速道路が混雑することがよくあります。
車線ではない左端の部分(路肩と呼ばれます)をバイクや車が走行することがありますが、これは違法でしょうか?
実は、高速道路の左端は路肩と呼ばれ、故障車両の一時停止や緊急車両の走行などが許可されているため、渋滞していても路肩を走行することはできません。
なお、この違反の罰則は以下の通りです。
通行区分違反・・・2点 反則金・・・6000円~12000円
このような違反については、ゴールデンウィーク後に周囲の人から知らされることが多いため、注意が必要です。
3、スピード違反に注意
ゴールデンウィーク中、天候が良ければ気分も良くなり、ついついスピードを出し過ぎてしまい、スピード違反で取り締まりを受ける話をよく聞きます。
また、最近ではトンネル内でスピード違反の取り締まりが行われることもあるため、注意が必要です。
トンネル内は一般道路でも直線になることが多く、警察の取り締まりがないと思い込んでいるため、トンネルに入ると速度が上がるライダーが多いようです。
また、トンネル内で聞こえるマイバイクのエンジン音も響き渡るため、テンションが上がり、アクセルに力が入る方も多いかもしれません。
4、まとめ
今回、ご紹介させていただいた「通行帯違反」「路側帯通行」「トンネル内のスピード違反」の3つは、私が周りの人たちから聞くことがあった違反です。
交通事故にならなくても、折角の休暇で違反をしてしまうと楽しさ半減になると思います。
今回の記事がゴールデンウィークのツーリングを安全に過ごすための参考にしていただければ幸いです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。もとゆき