バイクに乗る時はリュックを背負っていては大変危険です!
スポンサーリンク

安全第一のバイクライフを送るために知っておきたい重要なポイントがあります。

今回は、バイクに乗る際に避けて通れない「リュックの危険性」について深く掘り下げてみましょう。

 

リュックを背負っていることがもたらす潜在的なリスクや、代わりに活用できる便利なアイテムについてもご紹介します。

安全なバイクライフを楽しむために、ぜひこの情報をチェックしてください!

1、知人が下半身不随に・・・

バイク通勤をしている知人が、ある日大きな事故に遭遇し、下半身不随という厳しい結果に見舞われました。

ただ、これだけの情報だけでは、「一体どのくらいの速度で事故が起きたのか?」や「もしかして信号無視をしてきた車とぶつかったのか?」など、大規模な事故の様子を想像してしまうのは自然なことだと思います。

 

もとゆき

ところが実際のところ、事情は少し異なります。

 

知人は、当然ながらヘルメットのあご紐もしっかり締めていました。

 

そして、事故の状況を詳しく聞いてみると、朝の通勤時、渋滞に巻き込まれていた車の間を慎重にすり抜けていました。

ところが、渋滞の中で突如として右折を試みる車が現れ、その衝突を避けるために急ブレーキを踏みましたが、それでも衝突を免れず転倒してしまったのです。

 

驚くことに、知人が当時走行していた速度はわずか20キロ未満であり、事前に注意深く走行していたにもかかわらず、急な右折車によって事故が引き起こされたというのが実際の状況です。

 

バイク自体も立ちごけ程度のわずかな損傷で済みましたが、右折してきた車の助手席側のドアも僅かなへこみしか生じなかったとのことです。

2、なぜ?下半身不随になったのか?

知人は倒れた際、自力で起き上がることができず、結局救急車で運ばれることとなりました。

外傷は軽微だったため、最初は安心していましたが、足がしびれているのか、動かそうとしても全く動かないことに不審さを感じていたそうです。

 

病院での検査の結果、脊髄損傷が原因であり、下半身不随との診断が下されました。

診断を担当した医師は、知人が背負っていたリュックが転倒時に背中からの強い衝撃を与えた可能性があると指摘しました。

 

知人はリュックの中に水筒や会社の資料など、かなりの重量の荷物を詰め込んでいたため、通常であれば転倒時に地面に手をついて衝撃を緩和する反射が働くはずでしたが、荷物の重みに引っ張られて後ろに倒れてしまったようです。

 

今回の出来事から、荷物の適切な重量とバランスが重要であることを再認識させられました。

知人のような事態を避けるためにも、荷物の使い方には十分な注意が必要です。

 

3、バイクを運転中にリュックを背負うのは危険です。

お医者さんの説明によれば、絶対とは言い切れませんが、「リュックを背負っていなかった場合、このような大きな事故で脊髄を損傷する可能性は低かったでしょう」とのことです。

 

もちろん、転倒しなければ、重たいリュックを背負っていても問題はなかったかもしれませんが、バイクの場合は熟練のライダーであっても、予期せぬ状況が発生すれば事故や転倒の危険性が存在します。

 

もとゆき

交通事故だけでなく、地震や突風などでバランスを崩す可能性も考えられます。

 

私は、知人の体験談を聞いてからは、リュックを背負うことを控えるようになりました。

 

朝の忙しい時間帯においても、荷物を後部席に置き、ネットで固定する手間は確かにかかりますが、安全面を考えればその手間は惜しむべきではありません。この習慣は日々の継続によって徐々に慣れてきました。

 

また、より楽にする方法として、荷物の大きさに応じてタンクバッグを使用することも検討できます。

私は荷物の大きさによって、タンクバッグとネットで固定する方法を使い分けています。

この変更により、上半身が軽くなり、運転が本当に楽になったことを実感しています。

安全と快適性を両立させるために、適切な対策を取ることが大切だと感じています。

 

4、その他の理由

長距離を走る際には不向きです

バイクにリュックを背負って走る場合、ツーリングなど長距離の走行には向いていません。

リュックを背負うことで、荷物の重さが肩に集中し、肩が凝りやすくなります。

また、風の抵抗を受けて疲労が蓄積されやすくなります。特にネイキッドバイクなどでは、正立に近い自然なポジションなので、リュックの重さを感じやすく、長時間の走行による不快感が増します。

そのため、ツーリングなどの長距離走行では、バイクに専用のサイドバッグやトップケースを取り付けることをお勧めします。

これにより、荷物の重さがバイク全体に分散され、快適な走行が可能となります。

すべての荷物を携帯する必要があります。

バイクに装着したままでも防犯性の高いサイドバッグがありますが、リュックの場合は常に持ち運ぶ必要があります。

そのため、バイクで移動中や立ち寄った場所でも、いつもリュックを携帯しなければなりません。

その結果、ツーリング先で気楽に観光することが難しくなります。

荷物の取り出しは手間がかかる

リュックから荷物を取り出す際には、背中からリュックを外さなければなりません。

そのため、走行中に荷物を取り出すことは困難であり、危険も伴います。

一方、タンクバッグは常に胸元に位置しているため、わずかな停止時間でも荷物をすぐに取り出すことができます。

しかし、リュックから物を取り出すのは一苦労であり、例えばペットボトルを取り出すだけでも手間がかかります。

不快な感じで、肩や背中が汗ばむ

バイクで使用しているときも感じることですが、リュックと接する背中の通気性が不足しており、結果として汗をかきやすくなり、不快感も増します。

特に気温の高い夏場などでは、肩や背中にかかる汗の量が増えるため、不快感が一層強まります。

見た目がスマートではない?

個人的には、リュックを背負いながらバイクに乗ることはスマートではないと感じていますが、その感覚は個人によって異なります。

見た目よりも実用性を重視する人もいますし、両手をフリーにしておきたいと考える人もいます。

そのため、リュックを使うかどうかは個々の好みや状況によって異なります。

5、まとめ

知人が脊髄を損傷していることを聞いたとき、私は非常にショックを受け、しばらくの間立ち直ることができませんでした。

彼は結婚しており、子供も2人います。

これまでの生活とはまったく異なる未来が彼を待っていることを考えると、その大変さが想像できます。

 

同じような事故が二度と起こらないことを心から願うばかりです。

どうか彼のような苦難を経験する人が減りますように。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

宣伝を意図しているわけではありませんが、私の知人の事故をきっかけに、さまざまなタンクバックを調査しました。

バイクから降りる際にヘルメットを持つ必要があり、通常のタンクバックだと両手が塞がってしまいます。

しかし、この特別な商品はショルダー機能が付いているため、リュックのように背負うことができ、非常に便利です。

このタンクバックとツーリングネットを利用して、以前のようにリュックを背負うのをやめることができました。

興味があれば、ぜひ以下の商品をご覧いただければ幸いです。

 

 

◆ 10年間使ってきましたが、本当に簡単にコーテイング出来るバリアスコートは、時間がなく忙しい方にも最適なグッズです! ◆教習指導員20年の経験から技能教習、検定でのあらかじめ知っておきたいポイントについてお伝えします! 【普通二輪MT編】 【大型二輪MT編 普通自動二輪免許所持】 【脱ペーパードライバーさんのお助けブック】 ◆YouTubeでもバイク情報を発信しています!

Twitterでブログ更新をお知らせしています!

おすすめの記事