バイクに乗っていてカーブ走行をしておもっていたよりもふくらんでしまいヒャッ!とした経験をしたことがある方もおられるのではないでしょうか?
ここではカーブでふくらんだ場合にどういう危険があるか?についてお伝えします。
よろしければお付き合いください。
ふくらんだら手が出ます
カーブ走行をしていて自分が思っていたよりカーブの走行ラインがふくらんでしまってカードレールや壁に接近したときに、ぶつかりたくない一心で手を出してしまうことがあります。
わたしが指導していたときに何回も見てきました。
つめがはがれてしまったり、手や指を骨折する大怪我をすることになります。
ぶつかった数人に聞きましたがパニック状態になり思わず手が出てしまったと言われていました。
ふくらんだ場合はどうするか?
カーブでふくらんだ場合に身の危険を感じて手が出てしまうことになるわけですが、そうなる前にふくらみを抑える必要があります。
ふくらみを抑えるためにはアクセルを戻してブレーキをかけることになりますが、パニック状態になっているとアクセルをまわしながらブレーキをかけてしまうことがあります。
そうなるとガードレールなどにぶつかる前に転倒してしまったり、横滑りをおこしてガードレールにぶつかってしまうことになります。
カーブでふくらんだとしてもあわてずにアクセルを戻してから後輪ブレーキを使用するだけで、
ふくらみがおさまる場合があります(絶対ではありませんが)ので、あわてず対応することが重要です。
遠心力に注意!
まっすぐの道を走行していて10km/h速度が速くても大きな影響はないと思いますが、カーブでは走行速度が10km/h変わるだけで遠心力の影響が大きく発生することになります。
カーブの曲がり具合にもよりますが、たった10km/hでも大きくふくらんでしまう場合があります。
特にこわいのは夜間の走行で自分が思っているよりもカーブがきつかった場合は夜間のために発見がおくれることもあって、
対応が遅れてしまい事故になってしまう場合があります。
わたしも22年間の中で何度もカーブでふくらんだことがありますが、圧倒的に昼よりも夜の方が多かったです。
どうしてもバイクのヘッドライトがカーブの先を照らすことができないので発見することが遅れてしまう傾向があります。
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昼でもそうですが特に夜間でカーブに進入するときは速度を控えめにして進入するべきではないでしょうか?
さいごに
バイクの楽しさのひとつにカーブ走行があるように感じます。
ハンドルをきるのではなく車体を倒して自分の思い描いたイメージ通りにカーブが走行できると本当に気持ちいいものです。
楽しさが勝ってしまい夢中になりすぎて事故になってしまうケースがあります。
そうならないために無理をしない速度でカーブに進入したいですね。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
今回の内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき