雪国でなくても冬場の運転で恐ろしいのは路面の凍結です。
これまで何度か、雪が積もっていなくても路面凍結に遭遇したことがあります。
特に多かったのは、山道の上り下りや川の橋です。
今回は、雪国でなくても路面凍結の危険がある場所についてお伝えしたいと思います。
大体1分程度の内容です。
よろしければお付き合いください。
ダンプカーに注意
ダンプカーが走行する道路で気をつけないといけないことは、ダンプカーの荷台から水が路面にしたたり落ちてその水が凍結することがあります。
気をつけないといけない場所は山道です。
当然、山道は登りと下りがあるのでその傾斜でダンプカーの荷台から水が落ちることになります。
山道で気温が低ければすぐに凍結する可能性があるので注意が必要です。
注意とは地面が黒っぽくなっていないか?を見るようにしましょう。
黒っぽい場合は凍結しているおそれがあるので、その場所を避けて通るようにしましょう。
冬ツーリング
冬ツーリングをしていると遭遇することがある場面で、わたしも何度も経験しています。
特に、山間部や峠道などの寒冷地域では、路面が急激に凍結する可能性が高まります。
そのため、冬季に山道を走行する際は、常に路面の状態に気を配ることが肝要です。
ダンプカーが通った後は、特に水たまりや黒ずんだ箇所には十分な警戒が必要です。
安全運転のためにも、スピードを落とし、車間距離を確保することが不可欠です。
橋の上も注意
橋の上も凍結しやすい環境になっている理由は、橋の下に川があることで風が通りやすくなり、橋の上に水がたまりやすいためです。
この水が凍結すると、橋の上は滑りやすくなります。
そのため、ダンプカーの荷台から水が落ちると、山道と同様に凍結のおそれが生じます。
実際、私の経験でもありますが、ある日、会社の同僚数人とスキーに行くために待ち合わせをしていました。
日帰りスキーだったため、待ち合わせ時間は非常に早く、午前4時に集合することになっていました。
しかし、4時を過ぎても誰一人現れません。
連絡を取ろうとしてもつながらず、心配が募ります。
停める場所がないため、バイクで向かってくると言っていたのですが、その音さえ聞こえません。
事故に遭っていないか心配になり、不安な時間が過ぎました。
そこへ、やっとバイクの音が聞こえて、同僚が到着したのです。安堵の息がついた瞬間でした。
橋の上で転倒していた
皆が寝坊したのかと聞くと、同僚が橋の上で転倒したと聞いて驚きました。同僚の服を見ると、擦り傷があり破れているのが見えました。
足のひざからは血が滲んでいました。
前日に降った雨の影響で路面がまだ濡れていたため、橋の上だけが凍結していたようです。
夜明け前の4時という時間帯は交通量も少なく、完全に凍結していた可能性もあります。
ただし、もし車が通行していたら完全に凍結することはなかったかもしれません。
同僚はその場で凍結しているとは全く気づかなかったと言っていました。
確かに冬の4時では周囲はまだ真っ暗でした。
幸いなことに大きなケガはなかったので、同僚は車に乗り換えてスキーに行くことができました。
しかし、スキーではなくバイクで滑るというハプニングもあり、笑いながら1日を終えることができました。
さいごに
近年は確かに暖冬の傾向が強くなっていますが、それでも冬場は路面凍結のリスクが常に存在します。気象条件や地域によっては予測できない急激な気温の変化が起こり、路面が凍結する可能性があります。特に日中気温が上昇して溶けた雪や霜が夜間に再凍結する場合など、注意が必要です。加えて、暖冬であっても雪解け水が路面にたまり、凍結することもあります。したがって、ダンプカーが通行するような道路や橋の上だけでなく、どのような路状状況でも常に路面を注意深く観察し、安全運転を心がけることが重要ですね。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
今回の内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき
念のためのプロテクターは必要かも知れません。