4輪車の場合はATの方が操作が簡単なイメージを持ってる方が多いのではないでしょうか?
バイクのAT車も4輪車のAT車と同じように簡単なイメージを持っている方が多いのでしょうか?
ここではバイクのMTとATについてどちらの操作が難しいか?をお伝えしたいと思います。
今回は結論を先にお伝えしますと私はAT車の方が運転は難しいと思います。
足つきについても記載しました。
おおむね2分間くらいの内容です。
よろしければお付き合いください。
ニーグリップ
バイクのAT車は原付バイクには乗っていましたが、ビッグスクーターを購入して乗ることはありませんでした。
しかし、仕事ではかなりの時間ビッグスクーターに乗りましたので、操作面の違いをあげてみます。
MT車とAT車を運転するときに操作面で大きく変わる部分は足でタンクをしめるニーグリップが出来るか?出来ないか?で操作に大きく影響するすることになります。
私の感想ですがMT車でカーブを曲がる時はニーグリップができるのでバイクの倒し起こしがやりやすいです。
反対にAT車でカーブを曲がる時はニーグリップができないので、変わりにお尻の部分をシートにしっかりくっつけることを意識してバイクの倒し、起こしをするような感覚です。
どちらがやりやすいかと言うと使う用途にもよると思いますがMT車の方が操作面ではやりやすいと感じます。
この部分は本当に使う用途によると思います。
例えば街中しか走らなくて荷物をたくさん積みたいとなればビッグスクーターの方が当然、利便性も考えると良いと言うことになります。
あとAT車の場合はMT車の感覚でカーブ走行をするとすぐに車体が地面に設置することになります。
ビッグスクーターは思っているよりバンク角が浅いです。
低速バランス
ゆっくりバイクを動かすことについてはMT車でもAT車でも基本的に難しいのですが操作面でどちらが低速バランスがやりやすいかというと私はMT車がやりやすいです。
それぞれの感想をお伝えするとAT車は基本的にニーグリップができないため低速バランスを保つときはハンドルを使って行うことが主体となります。
いくらお尻をシートにくっつけても下半身を安定させる事はかなり難しいです。
下半身に力を入れることができれば車体が左右に大きく揺れた時もハンドルを使ってバランスを取り直すことができますが、
下半身に力を入れることができない場合はバイクが左右に大きく動いた場合はバランスを取り戻すことがかなり難しくなりますというか無理なケースが多いです。
逆にMT車の場合はニーグリップができるので下半身をしっかり固定させることで左右にバイクが大きく揺れた時もハンドルを使って修正をすることができます。
ですのでAT車ビッグスクーターで渋滞の狭いところをすり抜けするのはかなり危険です。
それを分からずにすり抜けをして車のミラーに接触しているビッグスクーター乗りも多いような気がします。
足つき
足つきに関しては嘘だと思われるかもしれませんがAT車つまりビッグスクーターの方が足つきは悪いです。
当然、どのMT車と比較して足つきが悪いか?ということが条件として必要だと思いますが想像している以上に足つきが悪いです。
その理由ですがビックスクーターの場合はシート幅がすごく横に広いため座ってみるとかなり足を大きく開く形になってしまいます。
私も初めてビッグスクーターにまたがった時は足つきの悪さにびっくりしたことを覚えているぐらいです。
ネットや雑誌でビッグスクーターを見ていた人が実際に実車にまたがってみると大体の人が足つきの悪さにびっくりするくらいです。
バイクの車種にもよりますが足つきが不安な方はMT車の方が不安を解消してくれる車種が多いと思います。
ビッグスクーターの場合は250 CC や400 CCの排気量に関係なく車体の大きさがだいたい同じなのでメーカー問わず足つきが良い車両を探すことが難しくなります。
もしAT限定2輪免許を取ろうとされているなら必ずお店や教習所でビックスクーターにまたがっておくことをお勧めします。
そうしておかないと免許を取った後に後悔することになるかもしれないからです。
さいごに
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
乗るバイクが決まっている場合は結局、何があってもその決めたバイクに乗る!となりますが、バイク購入で悩まれている方の参考に少しでもなれば幸いです。
購入するまえにレンタルという方法も可能ですので実車に乗って決めることが、あたり前ですが1番よいと思います。
参考になりましたら幸いです。もとゆき