
今回はいよいよ曲線バランスについてお伝えします。
教習も6時間目となり少しだけバイクにも慣れてきて、楽しさも感じることができる方もいると思います。
曲線バランスの練習課題は3つあります。
その3つはスラローム、S字コース、クランクコースでの練習になります。
今回はスラロームについてお伝えします。
スラローム
スラロームの課題は縦に並んだ5本のパイロンをジグザグに走行していきます。
アクセルワークの練習だけではないですが、この項目でアクセルワークを身につけます。
最初からアクセルのON、OFFでバイクの向きを変えることは難しいです。
ギアは2速でいいと思います。
走行位置を意識しましょう。
走行位置はパイロンとパイロンの真ん中を前輪タイヤが通過していればOKです。
繰り返しあまり速度は上げずに走行位置を気にしながら練習します。
慣れていたらペースを少しづつ上げていきます。
常に走行位置を気にしておいてください。
走行位置がずれそうなら後輪ブレーキでバイクの速度を落とし走行位置がずれないようにコントロールします。
※前輪ブレーキは効きが良すぎてバランスを崩すもとになるので使うことはやめておきましょう。
実は、これを意識してやっているとアクセルワークが身についてきます。
スラロームの注意点
スラロームが苦手な方は指導員のようにバイクを倒して!起こして!を繰り返さないといけない!と思っている人が多いです。
実際に指導員も走行位置をたてて、ずれないように調整をしている結果として倒して、起こしてのように見えているだけです。
バイクはアクセルを回せばバイクは起きてくれます。
逆にアクセルを戻せばバイクは倒れようとします。
アクセルを回して起こす、戻して倒すアクセルワークと足でタンクを挟むニーグリップをすることで、より自分のイメージしている走行位置にバイクを誘導しやすくなります。
とにかく最初は走行位置を気にして走行するようにしましょう!
検定の課題
検定での課題はタイム課題があります。
普通二輪は8秒以内に通過すると減点がありません。
タイムが8秒を過ぎてしまった場合はタイム減点になります。
これもよく勘違いがあるのはタイムが足りなかった即失格になると思っている人がおられます、そんなことはありませんし、友人からの情報が変化して間違って伝達されている場合があるので注意をしてください。
あとは、今の段階であまり気にすることはありませんがスラロームで即失格となる事柄をお伝えして最後にします。
バイクがパイロンに当たる(少しでも)
地面に足を着いてしまう
エンストをする
パイロンを順番通りに通ることができない
以上の点が注意点になります。
次回はバランスのとり方の後半として、S字、クランクについてお伝えしたいと思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。もとゆき
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