今回は直接バイクと関係ない話題になるかも知れませんが、自動運転車の話を聞くことが多くなってきたので自動運転車とバイクの共存について考えてみました。
よろしければお付き合いください。
テスラモーターズ
自動運転車と言えばアメリカのテスラモーターズが有名です。
人間が運転操作をまったく行うことがない完全自動運転車の走行はまだできませんが、テスラモーターズのイーロン・マスク社長は20年末までには駐車場から目的地まで居眠りしながら移動できるようになると言っています。
ちなみにテスラモーターズの車両はスマートフォンのようにアップデート機能がついており、追加料金を支払うことで、車両を買い替える必要なく完全自動運転車にアップデートできる機能が装備されています。
完全自動運転車の公道走行はアメリカが先行して始まると予想されます。
走行した動画が以下です。
この動画を見る限り遅くても2022年には、完全自動運転車がアメリカだけではなく、世界各国で走行していることがイメージできます。
カギは5Gの通信技術?
『5G』これも最近よく耳にする機会が増えてきました。
5Gとは、第5世代移動通信システムのことです。
2020年から順次、日本国内でサービス開始を予定されています。
5Gの大きな特徴は、「超高速化」「超多数同時接続」「超低遅延」の3点。超高速化による4Kや8Kといった高解像度の動画配信や、超多数同時接続によるIoTの普及、超低遅延による自動運転精度の向上、遠隔治療が可能となります。
4Gでは30秒かかるデータのダウンロードも、5Gでは3秒で完了します。遅延も少なくなり、よりリアルタイムな操作がインターネットを介して行えるため、自動運転や遠隔治療などの信頼性が重要な分野への効果が期待されています。
完全自動運転には、この『5G』の通信システムが必要だと言われています。
言い換えれば、『5G』になればいままでに出来なかったことが出来るようになるということです。
これも早くから、オリラジの中田氏がとてもわかりやすく解説してくれています。
前編と後編で詳しく解説してくれています。
日本では2020年3月より5Gの商用がスタートとなっていますので、これからCMなどで更に目や耳にする機会が増えていくと思われます。
バイクとの共存
未来のことはわかりませんが、四輪車は完全自動運転車が主流になって、寝ていて起きたら目的地に着いている時代がそこまで来ているような感じがします。
そういう時代になれば、生活環境が一新されます。
通勤時間中も仕事をすることが可能になることで、移動時間を有効に活用できる社会になることで『時間の使い方』に、大きな変化が近年中に起こるような気がします。
当然、人間が運転するよりも交通事故は確実に減るはずです。
iPhoneが登場したときと同じようなことが起こるような気がします。
バイクはどうなるのか?
わたしはバイクが自動運転になることはないと思っています。
趣味性の強い乗り物のバイクは、自分で運転する乗り物として残るような気がします。
完全自動運転車の社会になった方が、ライダーにとっては今よりも安全に運転ができる環境になるのではないでしょうか?
AIにより、逆走する車が減り、後続車に追突される危険性も減り、交差点での優先関係も正しく運用することが出来る世の中になるような気がします。
推測ばかりを書いていましたが、2~3年の間に5Gにより交通状況も世の中の状況も大きく変わるのは確かだと感じています。
いつまでも楽しくバイクに乗れる日が続くことを祈っています。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。もとゆき