毎年、1月〜3月までは四輪車の免許を取得するために高校生や大学生が入校するので、教習所はとても忙しくなります。
当然ですが免許を取得したら車に乗ることになります。
必然的に3月から4月にかけて初心ドライバーの車が増えることになります。
指導をしていた時のことを踏まえてお伝えしたいと思います。
よろしければお付き合いください。
繁忙期
繁忙期という言葉にふさわしい人数のたくさんの方が教習所に来られます。
1月〜3月は技能教習の予約が取りにくくなります。
普通に1週間くらいは技能教習の間隔が空いてしまいます。
そうなるとなかなか技量も上達しないので、教習時間が延びてしまうことになります。
そうなると、また予約が取りにくくなるという負のループに陥ってしまいます。
それぐらい、たくさんの方が来られる理由は、
ズバリ!4月からの新生活に向けて免許を取っておきたい!と多くの人が思うからです。
そのような理由で短期コースなどのスケジュールを組むコースを準備して、対応するようにしている教習所が多くなったと思います。
わたしも当時、1日に11時間教習をしていましたが、毎日クタクタになっていたことを、はっきりと覚えています。
初心者マーク
たくさんの方が免許を取って、新生活に向けて運転をする初心者の方を見かける機会が3月は増えることになります。
前車の後部に初心者マークがないか?を確認する必要があります。
気にして見ないと見落とすことがあるので注意が必要です。
見ていないと注意することができないですからね。
余裕はない
わたしもそうでしたが、四輪車の免許を取って、はじめて1人で運転したときの事を今でも覚えていますが、まったく余裕がなかったです。
はじめての坂道発進で後ろがBMWだったことを今でも覚えています。(当時はMT車が主流でした)
なんとか失敗せずに発進できましたが、心臓はバクバクいってました。
3月から4月にかけて
特にライダーが気をつけないといけないことは
わたしが指導していたときに感じたことですが・・・
四輪初心者の行動としては多いのは・・・
バックミラーを見る余裕がない
ウインカーの出し遅れや出し忘れ
急ブレーキや急ハンドル
バイクを見落としてしまう
バイクとの距離感がつかめていない
優先関係の勘違い
などなど、たくさん出てきます。
初心者マークを付けている車の場合は予想が出来るので予測をして対応できますが
免許を取ってから運転をしていないペーパードライバーの方が、社会人になるために練習のため、運転をしていることがあるため注意が必要です。
初心者マークを付けていないので対応するのに遅れることがあるので注意が必要です。
さいごに
初心ドライバーに対して敵意を持つのではなく、守ってあげるためにもライダーが注意をすることで、お互いが事故なく走ることができます。
初心ドライバーからしたら、動きが早く、表情が見えないバイクは『怖~い』存在です。
優しい対応をすることでバイクへのイメージも変わるかも知れませんね。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
参考になれば幸いです。もとゆき