二人乗りバイクを楽しむ上で、安全性を確保するためには車間距離が非常に重要です。二人で一緒に風を感じながら走る喜びを味わいながらも、事故を未然に防ぐためには適切な車間距離を保つことが不可欠です。本記事では、二人乗りバイクの安全性を高めるための車間距離のコツについてご紹介します。交通安全を重視し、快適なツーリングを実現するためのポイントをぜひご覧ください。
車間距離
先日、バイクで走行している際に、2人乗りのバイクと並走することになりました。
よく考えると、2人乗りの方がバイクの重量が増すため、ブレーキをかけても止まりにくくなります。
重たい分、通常よりも車間距離を長く取る必要があります。
言い方が悪いかもしれませんが、人間もバイクに乗る際は荷物としての重量を意識しておくべきです。
ツーリングなどで荷物をたくさん積んでいる場合は、荷物の重量に意識が向いているかもしれませんが、人が後部席に乗るとその意識が薄れてしまうことがあるかもしれません。
彼女を乗せる
彼女とタンデムをするケースもよくあると思います。(私はあまりありませんでしたが…)
縁起でもないことを言いますが、事故になった場合のことを考えておく必要があります。
搭乗者もカバーされている保険についても確認しておく必要があります。
もし保険に加入していない場合は、彼女を乗せる前に必ず保険に加入しておくべきです。
二人乗りの運転に注意する点は以下の通りです。
- 一人で運転している時よりも、避ける・止まるといった操作が難しくなるため、とっさの危険な場面で対応が間に合わないことがあります。
- ヘルメットなどの装備品についても、自分の古いものを使うのではなく、新しいものを準備しておくべきです。彼女を乗せる場合は特に安全面に配慮し、必要な装備を揃えるよう心掛けましょう。
大切な彼女を乗せるのですから、安全に配慮して準備を整えましょう。
事故の際に備えるため、しっかりとした保険に加入することも忘れずに行いましょう。
事故にあった知人
タンデムをしていて事故に遭遇した知人が2人います。
1人目の知人は、彼女を乗せて交差点を直進しようとした際、対向車の右折車が急に曲がってきて、バイクは急停止しても衝突を避けられず、四輪車と衝突しました。
衝撃で後部席の彼女が大きく前方に飛ばされてしまいましたが、幸いにもかすり傷程度で済みました。
2人目の知人も彼女を乗せて、信号待ちの渋滞中、四輪車の左横をすり抜けていました。
その時、ウインカーを出さずに急に車が進路を変えてきて、バイクは巻き込まれてしまいました。
彼らも幸いにも足に怪我を負いましたが、幸いにも打撲程度で済んだのです。
事故で打撲だけで済んだことは本当に幸運でしたね・・・
さいごに
2人の知人の事故は、もしかしたら1人で運転していたら回避できた可能性も考えられます。
特に2人乗りの場合は、バイクが止まりにくくなることを意識する必要があります。
彼らが走行していたときの速度を聞いて、その重要性を改めて感じました。
2人は事故をした後、彼女の両親に連絡する際に手が震えていたと話していました。
幸い、彼らにはほとんど怪我がなかったので、状況はそれほど険悪にはなりませんでしたが、もし事故がもっと大きなものだったら?
私は四輪車でも友人を乗せる際には、どの席に座ってもシートベルトを着用するように強く言っています。
万が一事故に遭遇した場合を考えてのことです。
私たちは人の命を預かっているのですから、バイクでも四輪車でも運転する際には責任があります。
保険の適用範囲を確認することも大切ですが、装備品の点検や安全装置の正しい使用も非常に重要だと思います。
タンデムライディングの際は、後ろの乗員の安全を考慮し、通常よりも速度を控えめにして車間距離を多く取る必要があると考えます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
今回の内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき