操作がやり易くなるバイクの着座位置をお伝えします!
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バイクに乗る時に座る位置を意識していますか?

実は、座る位置によって操作のしやすさが大きく変わります。

今回は、バイクの着座位置についてお伝えしたいと思います。

よろしければお付き合いください。

前乗りが多い

教習所で指導をしているときによく見た光景は、視線が近いためか?

シートの前乗りになっている教習生が多かったです。

教習生の方は自分の姿を見ることが出来ないので、横で『こうなっていますよ』と言って、

姿勢をまねると、『そんなに窮屈な姿勢になっているの?』と驚かれることがありました。

また、無意識に着座位置が右か左にずれてたまま走っている人も意外に多かったです。

特に足つきが悪い方で地面に左足を着くときに腰をずらして停車するクセがある人は要注意です。

正しい着座位置はどこ?

シート前乗りは腕が縮こまっていて窮屈な姿勢になります。

上体が立ってしまい、ニーグリップが甘くなりやすいです。

その結果、バイクセルフステアが使えなくなります。

セルフステアとは、バイクを傾けた時にハンドルが勝手に曲がる方にきれることを言います。

また、運転が不慣れな方は恐怖心からバイクの近くを見る傾向があり、

知らない間に前乗りになり、前のめりの姿勢になってしまう方をたくさん見てきました。

逆に後ろ乗りは腕伸び切ってしまいハンドル操作がおぼつかなくなります。

背中が曲がってしまうので腰も痛めやすくなります。

正しい着座位置の確認方法

簡単に着座位置を確認出来る2つのポイントをお伝えします。

ただし、体格やバイクの車種によっては参考にならない場合がありますのでご注意ください。

ちなみにわたしは身長が175センチで、乗っているバイクはカワサキのZRX1100というネイキッドバイクになります。

1つ目のポイント シート前後の着座位置については、ガソリンタンクと身体の間のスペースを握り拳1つ分(5cm前後)あけることです。

握り拳1つ分をあけたまま、ハンドルを握ると自然と腕の力が抜けた姿勢となります(もちろん個人差があります)

2つ目のポイントは、左右の着座位置についてですが、

自分の着ているバイクウエアのファスナーの延長線がタンクキャップのど真ん中と重なるようにチェックをすると、

シートの真ん中に合わせることが簡単に出来ます。(ウエアにファスナーが付いていない場合は、おへそを合わせると良いですね)

この2つを確認することで運転しやすい着座位置を探すことが出来ます。

是非、やってみてください。

さいごに

教習所で指導しているときは、前乗りになって窮屈な運転姿勢で運転している人をたくさん見てきました。

着座位置によってはセルフステアを使えなくなり、操作がやりにくくなることがあります。

長距離を走るほどフォームによって疲労度も変わってきます。

体格やバイクの車種によって異なる部分はありますが、

今回、お伝えした2点をチェックして見てください。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

参考になりましたら幸いです。もとゆき

よろしければ動画もどうぞ!です。

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