
4月になり、気温も徐々に20℃を超える日が増えてまいりました。
この季節、冬物から春物への衣替えのタイミングが訪れます。
今回は、ライダーの皆さんが衣替えをする際に注意すべきポイントについてお伝えいたします。
ぜひ、ご一読いただければ幸いです。
いきなり軽装
まるで脱皮したかのように、突然軽装に身を包んでバイクに跨るライダーが目に留まります。
「寒くないから大丈夫!」という理由で、
グローブをせずに素手になり、
ズボンも薄手のものに履き替え、
ジャケットも脱ぎ捨て、薄手のロンTで颯爽と走る人々をすでに目にしました。
まさに一変した軽装スタイルです!
そして、五月に入ると、
ますます軽装度が増していき、
半袖シャツ、半ズボン、サンダルでバイクを駆るライダーたちが増えていきます。
その様子を見ているだけで、こちらまで寒気を感じ、冷や汗がにじんできます。。。
事故防止の観点から
ライダーが軽装でバイクに乗ることは、事故防止の観点から考えると極めて危険です。
なぜなら、事故に遭わなくても操作ミスなどで転倒する可能性があり、その際には重大なケガを負う可能性があるからです。
転倒した際、バイクウェアやグローブがあれば、地面との摩擦によって衝撃を緩和し、身体へのダメージを軽減してくれます。
しかし、軽装の状態では身体の露出が多く、転倒時に直接地面に接触することになります。
これは、かつて子供の頃にかけっこで転んでひざを擦りむいた経験とは比較にならないほどの深刻なケガにつながる可能性があります。
特に高速走行中に事故が起きたり、転倒して地面を滑るような状況になると、大きな怪我をするリスクが一層高まります。
バイクに乗る際は、常に適切なバイクウェアや保護具を身に着けることが重要です。
これによって、万一の事故や転倒時にも自身の安全を守ることができます。
事故のリスクを最小限に抑えるためには、適切な防護装備を着用することが不可欠です。
過去記事ですが、わたしの知人の事故について記載しています。
よろしければどうぞ。
かっこよく乗りたい
いままでの事故防止の話から一転し、バイクに乗る際のスタイルについて考えてみましょう。
素敵なバイクであっても、着用するウエアを含めて、格好良く乗りたいと思うのは当然のことです。
どれほど素晴らしいバイクであっても、半パンやサンダルで運転しているライダーを見かけると、そのバイクの魅力も半減以下に感じられてしまいます。
ウエアを購入する際には、慎重に調査することをおすすめします。
私自身、主にクシタニの製品を愛用しています。
古くなったクシタニのアイテムばかりですが、その耐久性は今でも十分に健在です。
バイク用のウエアは、通常頑丈に作られている製品が多いと思いますが、安全性とスタイルの両面を兼ね備えた選択を心がけることが大切です。
さいごに
寒い時は自然と厚着に身を包むため、安全性が確保されますが、一方で気温が上昇する際の服装には注意が必要です。
前半では転倒時の事故について触れましたが、長時間にわたって薄着でバイクに乗ることで、風や日光の影響を受けて疲労が蓄積しやすくなります。

ツーリングや通勤などの目的や走行時間に応じて、適切なウェアの選択が必要です。
特に暖かい季節においては、日焼けや熱中症のリスクも考慮しなければなりません。
軽量で通気性の良い素材のウェアを選ぶことで、快適な状態を維持しやすくなります。
さらに、長時間の走行に備えて、適切な保護具やヘルメットの着用も忘れずに行いましょう。
走行の目的や気象条件によって服装を適切に調整することは、安全で快適なバイクライフを送る上で重要です。
体温調節や保護の観点から、適切なウェア選びを怠らないよう心がけましょう。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
今回の内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき