バイク初心者必読!立ちごけ回避のコツと対策とは?
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「立ちごけ」という言葉は、何となく不快な印象を受けるものです。

 

もとゆき

私も過去には立ちごけを経験したことがあります。

 

そのような経験を一度した後は、それが学びとなり同じミスを避けるために気を付けるようになりますが、できればそもそもそのような経験をすることがない方が、当然良いと言えるでしょう。

 

今回は私が28年間にわたりバイクに乗ってきた中で体験したことや危険な瞬間、他のライダーから聞いた話を通じて、立ちごけのシーンに対する私自身の対策について共有したいと考えています。

どうぞお時間があればお付き合いください。

サイドスタンド

サイドスタンドが適切に出ていないため、転倒することがあります。

教習中には、教習生さんがバイクから離れると、バイクがバタン!と倒れることがしばしばありました。

 

もとゆき

これを防ぐための対策は、単純ですが効果的です。

 

まず、スタンドがしっかりと出ているかを確認することが重要です。

さらに、2、3回スタンドを蹴って安定性を確認することが大切です。

ぜひ!習慣付けをしましょう。

ハンドルロック

意外と恐ろしいのは、ハンドルロックをかけたまま忘れてしまうことです。

バイクに跨ろうとした瞬間、ハンドルが固定されていて動かないことで、バランスを崩してしまうことがあります。

このような事態を避けるためには、バイクに跨る前に必ずキーを差し込んでハンドルロックを解除しておくべきです。

特に急いでいる時こそ、慎重な注意が求められますね。

ディスクロック

うっかり取り外すことを忘れてしまうことが多いのは、盗難防止アイテムのディスクロックです。

私自身、過去に取り外すことを忘れてしまい、発進してしまうという失態を犯したことがあります。

 

もとゆき

その際、大きな音をたてて転倒しそうになるという危険な状況に陥りました。

 

このディスクロックには、前輪ブレーキにゴムをひっかける仕組みが付いており、これを利用することで、ディスクロックの取り外しを忘れるという状況を防ぐことができます。

したがって、ディスクロックをご利用の皆さんにおかれましては、取り外しを忘れないよう充分に注意していただきたいと思います。

緩い坂道

立ちごけとは違うかもしれませんが、私は過去にサイドスタンドをしっかりと出してバイクを停めていました。

しかし、その際にギアがニュートラルになっていたため、緩い坂道でバイクの重さで勝手に動き出してしまい、結果的に転倒してしまいました。

 

もとゆき

その出来事は本当にショックでした。。。

 

その後、平地でも坂道でも、バイクが絶対に動かないようにするためにギアを必ず1速に入れてから停めるように心掛けるようになりました。

皆さんもお気をつけください。安全なバイクライフをお楽しみください。

エンスト

エンストを起こした際には、バランスを崩して転倒する可能性もある点に注意が必要です。

一般的なケースとして、アクセルを回す量が少なくて、エンストしてしまうケースがよく見られます。

 

もとゆき

私はこれまで教習を行ってきた中で、最も頻繁にアドバイスをした内容です。

 

エンジン音が高くなると、無意識のうちにアクセルを控えめに回す傾向があります。

気づかぬうちにアクセルをほとんど回さない状態でクラッチを繋ぎ、発進しようとしてしまう癖がついてしまうことがあります。

周囲から特に指摘を受けることもないため、この問題が習慣化してしまうことに対しての不安があります。

2速、3速発進

信号待ちなどで停止している際に、1速に入れたと思い込んでいて、実際には2速や3速で発進しようとしてエンストしてしまい、結果的に転倒してしまうケースが見られます。

1速にシフトする際の注意点は、バイクがまだ動いている間に減速チェンジを行い、停止する前に1速に入れておくことです。

 

もとゆき

なぜなら、バイクがまだ少し動いている状態の方が、ギアがスムーズに入りやすいからです。

 

バイクが完全に停止している状態で1速にシフトする場合は、クラッチを半分握った状態(半クラッチ)からクラッチを完全に握る操作を行うと、ギアがスムーズに入る可能性が高まります。

この方法を試してみて、適切なタイミングで1速にシフトできるかどうか確認してみましょう。

山道の信号待ちでの傾斜

これは最近経験したことで、1番ドキッ!としました。

信号待ちで停止しようと左足を出したとき、地面の傾斜が思っていた位置と異なっていて、足がなかなか地面につかなかったため、焦りました。

さらに、停止した際には思っていた以上にバイクが左に傾いたため、バイクを支えるのにかなりの力が必要でした。

目で見た傾斜と実際の傾斜が異なっていました。危うく転倒するところでした。

夜間はさらに判断が難しくなるため、より注意が必要です。

Uターン

これも立ちごけとは異なる点があるかもしれませんが、Uターンを行う際にも転倒に対する注意が必要です。

 

もとゆき

自分が想像している以上にハンドル操作が効き、バランスを崩しやすくなることがあります。

 

特に右にUターンをしようとする場合は、アクセルとガソリンタンクが近づくため、操作が難しくなることがあります。

操作が難しいだけならまだしも、アクセルを過度に回してしまうとバイクが急に加速し、ブレーキを強くかけてしまい結果的に転倒してしまう危険性があります。

 

私は特に右へのUターン時には注意を払うようにしています。

 

道路が狭いと感じる場合は、Uターンを避けて広い駐車場などを活用して迂回することを心掛けています。

バイクから降りて押して向きを変えることも転倒防止の一環ですが、その間にも転倒のリスクは存在します。

バイクに乗ったままで迂回する方法は、転倒のリスクを最小限に抑える助けとなります。

変速忘れ

実は、以前ツーリングで長時間の走行による疲労感がピークに達し、交差点で左折しようとした際に一件の出来事がありました。

その時、速度を落として交差点に差し掛かったものの、疲れからか変速することを完全に忘れていました。

 

もとゆき

そして、曲がりきる最中にエンジンが停止してしまい、危うく転倒するところでした。

 

驚くことに、私は4速のギアのままでした。

事態は自宅からほんの100メートルほど離れた交差点で起きたのです。

 

振り返ってみると、その時の私は疲労困憊で、既に家に帰ったかのような錯覚を覚えていたように思います。

この出来事は、疲労が与える影響がどれほど深刻で、注意力や判断力がいかに鈍ってしまうかを示す貴重な経験となりました。

さいごに

バイクはタイヤが2つしかない乗り物ゆえ、誰でも転倒の危険が伴います。

苦い経験を乗り越えて次に生かすことは重要ですが、できればそうした経験を避ける方が賢明です。

 

今回の記事が立ちごけ防止策の1つになれば幸いです。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。もとゆき

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