現在は幸いにもガレージを完備しており、バイクにカバーをかける必要はありませんが、かつて大切にしていたゼファー1100の時代には、バイクカバーを使用していました。
その選択には、防犯面を考慮した理由と同様に、バイクの美しさを保ちたいという願望もありました。
愛車を傷や汚れから守るため、バイクカバーを愛用していました。
ところが、バイクカバーを使用していたにもかかわらず、期待していたほどの効果は得られなかったのが実情です。
カバーをかけていても、思い描いていたほどの効果が得られなかったことがありました。
こうした経験から、バイクカバーの使用感とバイクの美観を維持するための方法について、お話ししたいと考えています。
これから述べる内容は、同じような経験を持つ方々やバイク愛好家の皆さんにとって、参考になるかと思います。
ぜひお手すきの際に、お付き合いいただければ幸いです。
脱着時の摩擦など
日々のカバーの脱着作業により、ついつい小さな傷が摩擦によって生じてしまうことがよくあります。
傷がつきにくい素材でできたカバーを利用することで、これを軽減することができるかもしれませんが、それでも長い間使用していると徐々に傷が目立つようになってしまうこともあります。
特に注意が必要なのは、プラスティック製の留め具などが車体に触れる際に傷をつけてしまうことです。
また、雨の影響でカバーについた砂や小石がバイクの表面とこすれて、不意にキズができることもあるでしょう。
案外気付かないうちに傷ができていることも少なくありません。
カバーを使用するためのしっかりとしたメンテナンスが大切です。
動物の家
バイクカバーの中はプライバシーが保たれ、まるでテント内にいるような雰囲気です。
特に冬の季節には、バイクカバーの中がエンジンの熱で暖かくなるため、猫がそこを住処としてしまうケースがあります。
実際、私も以前ゼファー1100を猫に住処にされ、困ったことがありました。
爪でタンクに傷をつけられてしまったこともありますし。。。
シートの上でおしっこをされてしまったこともありましたし。。。
バイクのシートやシートカバーを何度も洗いましたが、その嫌な臭いを取り除くのは難しかったです。。。
猫に住処にされると本当に最悪です。
めんどくさい
バイクを購入した直後は、輝く車体を大切に保ちたいと強く思いますが、時間が経つにつれてその気持ちが薄れてしまうことがあります。
最初は毎回カバーをかけることも手間を惜しまず行っていましたが、次第にその習慣が続かなくなり、雨風にさらされたり、傷んだカバーをそのまま使用することも増えてきました。
この現象は私だけでなく、周囲のバイク乗りたちも同様でした。
最初はみんな一生懸命にバイクを保護しようとしていましたが、徐々にその意識が薄れてしまうようです。
なぜ最初はカバーをかけることが重要だと思っていたのか、その意義が薄れてしまうことが疑問になります。
大切なバイクを美しさを保ちつつ長く乗り続けるためには、初めの強い思いを忘れずに、定期的なメンテナンスや保護対策を怠らないことが重要です。
時間が経っても、その価値と美しさを見失わずに、バイクを愛し続けることが大切です。
コーティング
過去の経験からバイクを美しく保つ方法を考える際、バイクカバーを使用せずにコーティングを施すことが、外観を美しく保つ手段として効果的だと感じます。
コーティングを行うことで、傷がつきにくく、汚れも容易に落とすことができるため、バイクのメンテナンスが格段に楽になります。
コーティング作業自体も、一見難しいように思われるかもしれませんが、私が愛用しているコーティング剤を使用すれば、その効果は最大で6ヵ月間続きます。
さらに、コーティング作業自体も特に難しいことはありません。
スプレーをクロスに吹きかけて、それを使ってバイクを拭くだけの簡単な作業です。
さいごに
バイクを購入する際、美しさを保ちたいという欲求から、多くの方々がカバーを購入されることがあるかと思います。しかし、カバーの着脱に伴う潜在的な傷や手間を考慮すると、カバーの装着や非装着の選択には一考の余地があります。
そこで、カバー購入にかかる費用をコーティング剤の購入に充てることを検討してみると、結果的に美しさを維持する上で効果的かもしれません。
カバーには防犯効果も期待できますが、今回の視点は主にバイクの美観維持に絞って考えてみました。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
今回の内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき