
昔はバイク好きにとっては夏と言えばバイクに乗るシーズンとなっていましたが、近年の異常な暑さからバイクに乗ることをためらう人も出てきているのではないでしょうか?
それでも夏バイクを楽しみたいと思っている方もたくさんおられると思います。
わたしもその1人です。
今回は、わたしが考えるバイク暑さ対策について、バイク、ライダー、運転環境の3つについてお伝えしたいと思います。
よろしければお付き合いください。
シートを冷やす
バイク自体の暑さ対策としては、シートを冷やすという事です。
これは、わたしが指導員をしていた時にやっていた事ですが、
バイクのシートは基本黒色なので、太陽の日差しを浴びてめちゃくちゃ高温になります。
お尻をつけることが出来ないくらい熱くなっていることがあります。
教習をしていたときは高温になることを防ぐために、シートに濡れたタオルをかけて高温にならないようにすることと白いタオルなどをかけることで、太陽の熱を吸収しないようにしていました。
ずーとタオルをかけていると風で飛んでいくことにもなりますので、バイクに乗る10分くらい前にタオルをかえておくだけでも効果はあります。
あとは、わたしの知人が使用していたものは、シートにかぶせるエアメッシュシートカバーなどの商品を取り付けていました。
メッシュのおかげで通気性がよいので、バイク走行中におしりの蒸れも解消してくれると
喜んでいました。
気になられましたら下記ご参考ください。
バイク夏服装
暑いので夏のウエアはどうしても薄着が良いと思ってしまいますが、
バイクのウエアは転倒や事故など以外でも気を付けないといけないことがあります。
それはふともものやけどなんです!
なぜ?ふとももがやけどするの?と疑問に思われるかも知れませんが、
実は、MT車のガソリンタンクを二―グリップするときにズボンの生地が薄いとガソリンタンクからの熱を通してしまい、ふとももが赤くはれあがることがあります。
実際に教習生の方のふとももが赤くはれあがった事を見たことがあります。
やけどするからといって、まったく二―グリップをせずに運転することも出来ません。
なので、断熱使用のズボンを購入するか?
普段の生活で使用しているズボンに下記のようなインナーパンツを購入するのも方法です。
断熱ズボンを購入するよりも費用を抑えることが出来ます。
走行する時間帯
夏バイクを少しでも快適に楽しむためには、走行する時間帯選びがとても重要になります。
休日に目覚まし時計をセットせずに自然に起床してからバイクに乗るとなると、
おそらく午前10時や11時以降になると思います。
この時間帯からバイクに乗るのが、暑さのうえでは1番過酷な時間になります。
11時~16時くらいまではバイクに乗ることを避けたい時間になります。(個人の意見です)
どうしたらよいか?と言いますと
わたしの場合は、早朝5時~9時の4時間くらい走行するようにしています。
なぜなら、まだ涼しく感じるからです。
信号待ちではバイクの熱もあるので、早朝でも暑さを感じますが走行中は暑さを感じることは、とても少なくなります。
特に山道を走行しているひんやり涼しい風にあたることがあり、これが病みつきになります。
やっぱり自然の涼しさはクーラーとは違うよさがありますよね。
ツイッターを見ているとナイトツーリングをされている方もおられますので、早起きがしんどい人はナイツーを選択するのも『あり』ですね。
さいごに
今回は、わたしが考えるバイク、ライダー、運転環境の3つの暑さ対策をお伝えさせていただきました。
対策をしていても30度を超える気温の中でバイクを運転していたら、
熱中症になるリスクがありますので、水分や塩分の補給をすること、しっかり睡眠をとるといった基本的な対策は必要不可欠です。
教習中に体調を崩した教習生の方は、『寝不足』だったことが多かったです。
無理をすることなく夏バイクを楽しみたいですね。
今回ご紹介させていただいた暑さ対策が参考になりましたら幸いです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。もとゆき