いきなり購入してイメージと違う!と言ってすぐに乗り換えた40代、50代の話を聞くことがよくあります。ツイッターの質問箱で確認をするとほとんどの方がいきなりバイクを購入していて、なんと86%という数値になりました。車と違ってバイクは運転姿勢やバイクの特性でイメージと違うとなりやすいので、乗らなくなったり、すぐに売るとなれば家族から白い目で見られることになってしまいます!だから、わたしがいきなりバイクを購入する前にレンタルすることをおすすめします!レンタルがオススメする理由は、レビューだけではわからないからです。運転経験、身長によってレビュー内容が変わります。当然、乗りやすいとレビューしたり、乗りにくいとレビューしたりすることになります。また、自分が乗りたいと思っているバイクがおすすめバイクになっていたり、おすすめできないバイクになっていたりするとどのように判断していいのか?わからなくなります。だから、乗らないとわからないという事が答えになります。今回はイメージがズレるポイント、レンタルして確認すべきポイント3つをお伝えします。よろしければお付き合いください。
乗り味について
バイクによってかなり乗り味が変わります。乗り味とは、わたしはエンジンのパワーの事だと考えています。なぜなら、同じ排気量のバイクでもエンジンパワーが異なるからです。現在のわたしの愛車はカワサキのZRX1100になりますが、その前に乗っていたバイクは、同じカワサキのゼファー1100というバイクでした。同じ1100㏄のエンジンですが、ZRX1100の水冷エンジンは加速が違うことを初めて乗ってすぐに感じることが出来ました。見た目は、ゼファー1100のエンジンの方が大きくパワーがありそうに見えるのです が、実際は真逆でした。。。レンタルバイクでの、乗り味についての判断基準を立てるとしたら、例えば、ロングツーリングで高速道路を使う予定をしている場合であれば、250ccの加速で満足できるか?など使う用途にあっているか?どうか?を確認することで、納得感を得ることができるはずです。
取り回しについて
いきなりバイクを購入して、イメージと違ってバイクがとても重い!!となっても 10代、20代であれば若さと体力でバイクに合わせることが可能だと思いますが、40代、50代で体力が落ちていると、重たいことで乗ることがおっくうになることがあります。これは、わたしの知人でもよく聞くことがあります。レンタルバイクで1日乗ってみる中で確認しておくと良いことは、ハンドルを切った時、車体を取り回した時に、自分的に重すぎないか?を確認しておくべきです。なぜ?、ハンドルを切った状態で確認するか?は前輪タイヤが横を向いているとき、抵抗がかかるので、まっすぐ押すよりも重たくなるからなんです。
疲労について
1日休日を満喫したツーリングの翌日、会社や仕事に悪影響を残したくないですよね。その疲れが、週の半ばまで残ってしまうと次回ツーリングに行くときに、疲れることを嫌ってバイクに乗ることがおっくうになってしまうかも知れません。だから、レンタルバイクで確認して欲しいことは、体に負担のかかりにくい車種選びのポイント3つを参考にしてみて下さい。
1. 腰や首に負担をかけないアップライトなライディングポジション
2. 手首の疲れや肩こりを悪化させない、遠すぎないハンドルポジション
3. 腰の負担を軽減するための座り心地が良いクッション性の高いシート
体験談
わたしの経験になりますが、教習所で指導員をしていたときに指導員の競技会に出場したことがあります。 もちろん、競技大会に向けて教習所で練習をするわけですが、競技車両はCB400SFとなっていたので、始業前や始業後に教習車のCB400SFを借りて練習をしていました。競技大会当日!自信を持って競技会場に向かってたくさん置いているCB400SFをよく見ると、遠くから見ても明らかに後輪タイヤが太いことに気づきました。嫌な予感がしてバイクに近づいて見ると・・・市販車用のCB400SFだったのです!当時から愛車のバイクはカワサキZRX1100で、教習車以外のCB400SFは乗ったことがありません。おそる、おそるバイクにまたがるとハンドル位置が明らかに低く、サスペンションが硬いためか、バイクの沈み込みも少なく感じました。無理やり、走ってみれば同じくらいの感覚だろう!と思い込み、エンジンをかけてスタートをした瞬間に、『全然、違うバイクだ・・・』とヘルメット内でつぶやきました。具体的な違いですが、
・まずパワーが違います。加速が違います。
・後輪タイヤが太くなっているのが、曲がりにくく感じました。
・ブレーキが教習車に比べるとよく効きます。
・サスペンションが硬いので、教習車よりも跳ねます。
長々と書いてしまいましたが、一応同じ形をしたCB400SFでこれだけ違いを感じたわけです。
だから、教習車とは違うスタイルの以下のバイク
・オフロード
・スーパースポーツ
・アメリカン
・ビッグスターター
など、ネイキッド(CB400SFのようなバイクをネイキッドタイプと呼びます)
以外の車両になると、もっとたくさん違いを感じるはずです。
つまり、言いたいことは『またぐだけではわからない』なんです!
さいごに
メーカーもレンタルバイクサービスをはじめているので、最新バイクのレンタルも可能です。運悪く転倒しても保険に入っていれば安価で済む場合があります。わたしもレンタルバイクを利用することがありますが、レンタル利用者の言葉で 『レンタルでよかった~』何回も聞きました。車種が決まっていれば1回でいいし、250ccか400ccで悩んでいるなら2回利用すればよいです。1回の費用は保険込みで15,000円くらいです。
費用はかかりますが、
いきなりバイクを購入してイメージと違う!と言って乗らなくなったり、すぐに売るとなれば家族から白い目で見られることになります!
だから、いきなり購入前にレンタルをして長く付き合えるバイクを選びましょう!
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
参考になりましたら幸いです。もとゆき
よろしければ動画もどうぞ!です。