バイク卒検で7割の方が減点されていた項目をお伝えします!
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こんにちは。もとゆきです。指導員歴20年、バイク30年の経験があります。

 

バイク卒検を受けるにあたって、受検者の方がどのような項目で減点されているか?

 

どこに気をつけたら良いのか?

 

気になっている方もおられると思います。

指導員時代に教習生さんからよくご質問いただきました。

 

今回は、指導員20年の経験から7割の受検生の方が減点されていた項目をお伝えしたいと思います。

よろしければお付き合いください。

課題時間時間過不足(タイム減点)

早速、結論をお伝えしますと7割の受検者の方が減点されていた項目は、課題時間過不足というタイムの減点になります。

 

スラローム、一本橋、波状路(大型二輪のみの課題)の3つの課題では、規定タイムが足りないと減点されることになります。

 

スラロームと一本橋のどちらか若しくはどちらもタイム減点になっていた方が、とても多かったです。

 

もとゆき

20年見てきました。

 

バイク卒検を受けた7割以上の方が、タイム減点になっていたと言っても過言ではないと思っています。

 

 

タイム減点が多くなる理由

卒検までの練習の中で、指導員がタイム測定をしたり、タイムの掲示板などがスラローム出口や一本橋の出口に設置されていて、自分でタイムを確認することが出来ます。

 

練習のときには、課題のタイムをクリアしていたという方はたくさんおられました。

お読みいただいている読者さまも同じような意見をお持ちの方もおられると思います。

 

ではなぜ?卒検ではタイム減点が多いのか?

 

その理由は、卒検の一発アウトを防ぐためです。

スラロームの場合なら、パイロン(コーン)にバイクがぶつかってしまうと一発で失格となります。

 

一本橋は落ちてしまうと一発で失格になります。

 

『一発アウト』という言葉がタイム減点に繋がっているわけですが、その大きな要因になっているのが、卒検前の説明にあります。

 

あや

なぜ?なの

 

卒検の日は、教習所に来たらすぐにバイクに乗って卒検を受けるのではなく、事前に検定のコースや順番、検定の注意事項を説明する時間が約30分くらいあります。

 

その中で、一発アウトになる項目の説明があって、その説明を聞いた瞬間に教習生さんの顔色が変わるのを、説明を担当しているときに何度も見てきました。

 

もとゆき

緊張感が高まる瞬間でした。。。

 

その結果、スラロームや一本橋ではタイムよりも一発アウト防止に力が入ることになっていた方が、とても多かったです。

 

あたり前と言えばあたり前のような気がします。

 

安心してください

卒検を受けた7割の方がタイム減点になっていましたが、実は、多くの方が卒検に合格をしていました。

 

だから、安心して欲しいです。

 

もちろん、タイム減点が直接の原因で不合格になっていた方もおられましたが、

減点になっているけれども合格していた方が大半でした。

 

その理由ですが、スラローム、一本橋のタイム減点は1秒足りないと5点が減点になります。

波状路は特殊で5秒未満だと秒数関係なく10点の減点となります。

 

合格されていた方はスラロームや一本橋でタイム減点があったとしても、2つ合わせても20点未満に収まっていた方が大半でした。

 

いくら緊張しているとはいえ、通常よりもタイムが4秒も,5秒も変わることはありません。

1秒若しくは2秒変化があるくらいです。

 

もとゆき

安心してください。

 

だから、卒検中に確実にタイム減点になったと感じても、あまり動揺せずにコース完走を目指して走行してくださいね。

さいごに

試験を担当する業務である検定員をしていたときに、多くの受検者の方を採点してきました。その中で、減点がまったくない、いわゆる100点で合格された方は、ほとんどおられませんでした。

 

緊張感ある中で、練習走行もなく、いきなり検定になるわけですから、なかなか教習でやってきた通りに行うことは難しいと思います。

 

あや

確かに!

 

わたしも逆の立場で受検者だったら、かなり緊張すると思います。

緊張感がある中でのタイム計測は、いつも通りに操作ができるほうが難しいのかも知れませんwww

 

バイク卒検を受けるときには、タイム減点になることを想定したうえで受検されることで、少しは緊張感が緩和されるかも知れませんね。

 

今回の内容が参考になりましたら幸いです。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。もとゆき

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