バイク卒検でクランクコースに設置している、小さいコーンにバイクが当たったらどのように採点されるのか?
コーンに当たらないように通過するための注意点をお伝えします。
よろしければお付き合いください。
結論 一発アウトになります。。。
早速、結論になりますが、コーンに当たると一発アウトになります。
極まれに減点で済む場合がありますが、その場合はコーンにわずかにかすった程度である場合が多く、基本的にはコーンに当たる=一発アウトとなります。
きびしいのネ。
例えば、コーンが硬い障害物と考えれば少し当たっただけでも転倒したり、ライダーの身体が当たった場合なら、速度にもよりますが大けがをする可能性がありますよね。
話がそれてしまいますが、クランクのコーンに限らず、スラロームやS字コースにあるコーンも当たると一発アウトになります。
後部バンパー
コーンに当たらないために気を付けたいのが、『後部バンパー』です。バンパーはバイクを転倒から守るだけでなく、ライダーの身体を守る目的もあります。
そのため、体格にもよりますがライダーの足を守るようにバンパーが外側へ大きく張り出しています。
指導員をしていたときの経験からですが、練習のときにバンパーがコーンに当たっていることに気づいていない教習生さんが多かったです。
バンパーはエンジン横と後輪タイヤ横に取り付けられていて、エンジン横のバンパーにコーンが当たれば気づくことができますが、後輪タイヤ横のバンパーがコーンに当たったときは気づきにくかったです。
コーンに当たっても、大きな音がなることはないので気づきにくいです。
クランクを通過した教習生さんに倒れたコーンを見てもらい、後部バンパーが当たっていたことをよく伝えていました。
右曲がりが多かった
クランクコース内では、必ず右折と左折をすることになります。
どちらの方が、コーンにあたっていたのか?
数値統計をとっていたわけではないので、指導員20年の経験則によるものですが、右折の方がコーンに当たっていた回数が多いと思います。
その理由ですが、ハンドルを右に切るとアクセル操作が窮屈になるため、アクセル開度の操作ミスが発生しやすいからです。
それから、一個人の感想になりますが、右折の場所にあるコーンが倒れてしまい、そのコーンを起こす回数が左折の場所にあるコーンよりも、圧倒的に多かった記憶があるからです。
あくまで一個人の感想としてお知りおきください。
さいごに
バイク卒検の言葉を聞くと、色々と不安がよぎり疑問点が出てくる教習生さんは多かったです。
今回のクランクのコーンに当たったら一発アウトですか?の質問もたくさんの教習生さんからご質問いただいた記憶があります。
少しでもコーンに当たるとアウトです。と言われると余計な力が入って緊張してしまうものです。
過去記事になりますが、よろしければクランクコース通過方法の記事を参考にしてみてください。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
今回の内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき