私が30年バイクに乗ってきて、走りのテーマとしている考えについて書きたいと思います。指導員時代、自分が思う理想の走りをする先輩指導員がいました。自分が思う理想の走りとは、ムラのないスムーズな走りです。
その先輩の走りには、派手さはありませんが誰もついていくことが出来ないくらい速かったのです。
秘訣を聞くと、「低速バランスの練習をしている」ということでした。
一本橋だけでなく、クランクやS字コースも使って低速の練習をしていました。
すべての動作に関連
考えてみると、低速バランスはバイクのすべての動作に関連していたんです!
例えば、スロットルとクラッチのコントロールです。
低速では細かいスロットルとクラッチのコントロールが必要です。
この練習を通じることで、停車から発進、曲がることなど、実際の走行シーンでも役立ちことばかりです。
低速バランスを制する者は、バイクを制する
それ以来、私はこのように考えています。「低速バランスを制する者は、バイクを制する」それから私は低速バランスの練習を20年続けています。
だいぶん自分が思う理想形には近づけたと思います。
しかし、低速バランスは、練習してもなかなか効果を感じにくなかった。
地道な練習のため、効果を感じにくいことで断念してしまう人も多いです。
愚直に練習を続けていました。
ある時。
腕が脱力している時にすごくスムーズに操作でき、効果を実感できました。
一緒に練習しましょう
教習で40、50代の方が低速バランスで苦労して、そのまま卒業している姿を見てきました。
年齢を理由に低速バランスの向上をあきらめてしまった方も見てきましたが、
これだけは断言できます!
練習すれば、確実に上手くなる!
一緒に練習しましょう。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
今回の内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき
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