高速道路を走行していて、対向から逆走車が走行してくることを想像したことがありますか?
もし遭遇したら、どのように対策したら良いのでしょうか?
私は、高速道路ではないですが、一度だけ逆走車とすれ違ったことがあります。
一般道路でもこわい思いをしました。
ここでは、逆走車と遭遇した時の対処法についてお伝えしたいと思います。
よろしければお付き合いください。
高速道路での逆走車の件数
実際に高速道路で逆走車の事故がどの程度起きているのでしょうか?
国土交通省及び高速道路会社のデータによると、2011年から2016年までの期間に、事故または検挙に至った逆走車の件数は1,283件に上ります。
ただし、この1,283件は確認された数であり、未確認の逆走車の件数も相当数存在すると考えられます。
何故?逆走してしまうのでしょうか?
逆走事故を起こす運転手の年齢層は、75歳から79歳の間が最も多い傾向があります。
視野の問題が逆走の原因の1つと考えられています。
年齢を重ねると、まぶたが下垂するため、顔が柔らかく見える一方で、上部が見えなくなってしまいます。
標識がその見えない部分にある場合、見落としてしまうことがあります。
そのため、運転手は通常通りの道路であっても、標識を見落としてしまうことがあります。
逆走車と遭遇した時の対応について
自分が100キロで走行していて、逆走車も100キロで走行してきた場合、接近してしまう前に対処しなければなりません。
JAFのセミナーで聞いたところによると、逆走している運転者は自分が逆走していることに気づいていないため、正面からやってくる車を見つけたときにパニックになり、予期せぬ動きをすることがあるそうです。
逆走車がパニックに陥らないように、逆走車の左側を通過して追い越すことが最善策だと思います。
完全な対策はありませんが、逆走車を見つけたら、左側を通過することを考えておくことが重要です。
私が経験した道路は一般道で、速度も約50キロでしたので、逆走車を発見したら速度を落として、左側を通過することができました。
ただし、高速道路では急ブレーキで停止すると、後続車に追突される恐れがあるため、停止せずに左側を通過することが最良の方法だと思います。
もし時間があれば、YouTubeで逆走車の映像を確認することで、逆走車に関するより生々しい情報を得ることができます。
まとめ
毎年高齢者の数が増加していることを考えると、抜本的な対策がない限りは逆走車の数も増えていくものと思われます。
75歳から79歳の方々にとって、車は買い物や病院に行くための必需品となっていることも事実です。
自分自身がいつかそのような道を通る可能性があることを考えると、複雑な気分になります。
今回の内容が参考になりましたら幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。もとゆき