ツーリングで早朝出発するときはお年寄りに注意!です
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ツーリングで早起きをして夜明け前に出発することはないでしょうか?

わたしは朝の車が少ない時間帯にできるだけ目的地に近づきたいので、いつも夜明けとともに家を出ています。

先日、免許更新に行ったときに教えてもらったことのひとつで早朝の高齢者の事故が多いことでした。

今回は、ツーリングで早朝出発するときに気をつけたいことについてお伝えします。

よろしければお付き合いください。

お年寄りは早起きの方が多いです

すべての方にあてはまるわけではありませんが3時頃に起床して朝食をとって、新聞を読んだりして4時や5時に散歩にでかける高齢者の方が大勢います。

なぜ?そんなことを知っているのか?と言いますと、

わたしはゴルフでお年寄りの方と一緒にプレーすることがよくありますが、何時に起きて何時に寝るのか?を勝手に話をしてくれます。

話を聞いていると多くの方が4時には起床して5時くらいに散歩をしていると言っています。

ちなみに20時くらいに寝ている方が多いです。

道が空いていても注意が必要です

早朝は道が空いているので思わずアクセルをまわしたくなりますが、お年寄りが散歩をしていて道路を横断している場合がよくあるので注意が必要です。

特に注意をしたいのはツーリングをする機会が多い日曜日の早朝です。

若い方でしたらバイクが近づいてきたことを知ると小走りで通過することができますが、お年寄りの場合は素早く動くことが難しくなります。

逆にビックリしてその場で立ち止まってしまう場合もありますので、道路を横断しているお年寄りを発見したときは『すぐに渡ってくれるだろう』とは思わずに速度を落とすことが大切です。

バイクは見落とされます

高齢者の特徴のひとつとして視力の低下があげられます。

個人差はありますが特に動いている物を見る視力(動体視力)の低下が著しいです。

具体例をあげると通常の視力が1.0ある方でも速度が50キロになると視力が0.1まで落ちてしまう高齢者の方が多いです。(わたしは仕事でその検査をしていました。)

つまり、50キロや60キロで走行してくるバイクは見落とされている可能性があるということです!

お年寄りがこちらのバイク見てくれているように見えてもまったく見えていなくて道路を横断してくるかも知れない予測をたてておくことが必要です。

ちなみに高齢になるとまぶたがおちてきて優しいお顔になりますが、まぶたが目を覆う部分が多くなるので視野が狭くなる傾向があることも注意すべき点だと思います。

認知症で徘徊している場合があります

わたしが教習所で指導をしているときに担当したお客様から聞いた話です。

国道で4車線ある道路を深夜3時に四輪車で走行していた時のことです。

その日は雨が降っていて視界はとても悪い状況でした。

早く帰宅したいという思いと深夜で道の空いていたので一般道ですが80キロで走行していました。

その後に見えた光景はお年寄りが道路を横断している光景でした。。

ブレーキを踏む間もなくフロントガラスが割れてお年寄りを跳ね飛ばしてしまいました。

お年寄りは即死だったそうです。

2、3日前に家族から捜索願いが出ていたそうです。

認知症による徘徊が多いと聞きました。

社会問題のひとつだと思いますが、これからも増加していくことを考えるとライダーやドライバーは常に思わぬ所にお年寄りがいるかも知れないと予測をたてて運転することが必要で、そのような運転が求められているのではないでしょうか?

今回の内容が参考になりましたら幸いです。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。もとゆき

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