事故防止の最大の方法
は運転しないことなんて言うと怒られそうですが、むやみに車やバイクに乗らないことも大切ではないでしょうか?
交通事故を防ぐ方法はたくさんあると思いますが、ここでは技術的な面ではなく精神面といいますか考え方についてのアイデアを紹介させていただきたいと思います。
おおむね1分間ぐらいの内容になります。
①テストドライバーさんのお話
某自動車メーカーの有名なテストドライバーさんが運転する車にわたしの知人が乗せてもらうことになり、知人はテストドライバーは公道でどんな運転をするのだろう?と楽しみにしていたそうです。
テストドライバーというとメーターを見ずに速度を調整することが出来たり、決められた位置に急ブレーキでピタッと車を止めることが出来たり、またレーサーよりも速いタイムでサーキットを走行することができる人もいるそうです。車の開発にとても重要なキーパーソンなのです。
どんな運転をしてくれるのか?ワクワクしながら公道にでると、きびきびとした運転ではなく速度も控えめでミラーばかりを見ていたそうです。
知人は少し思っていたイメージと違ったため話かけてみると返ってきた言葉は公道はテストコースのように閉鎖された施設ではないので、周りの車やバイクを運転している人がどんな人かわからないので信用することができないと言ったそうです。
だから、運転中にミラーを見てどんな人が運転しているのだろうか?ちゃんと止まってくれるのだろうか?と心配でミラーばかりを見ていたそうです。
信号待ちで前の車に続いて止まるときも車2台分の車間距離を空けて止まるので、理由を聞いてみると「何かあったときに横へすぐに車が動かせるようにしておかないと対応できない」と言ったそうです。
その後もまわりの車に近づかない運転をしていたそうです。
わたしはこの話を聞いてから同じように実践していますがミラーをよく見ていて感じることは運転中にスマホ操作をしている人がとても多いことです。
追突事故が多い理由がスマホにあることが本当によくわかります。
前を見ていない車に追突されたら・・・軽症ではすまないですね。
②大学の先生のお話
2つ目は交通心理学を研究されている大学の先生から聞いたことです。
免許を取って一番最初に路上を走行したときのことを長く覚えている人は事故を起こしにくいと言われていました。
誰でも最初に路上を走行したときは、緊張もしますし、後ろから車のことも気になります、対向車のトラックとすれ違うときなどはぶつかりそうな気がして無意識に身体が左によけたりしてしまいます。
路上初走行ではほとんどの人が怖い思いをしているはずです。
ところが半年もすれば怖かったことも忘れてしまい運転中にスマホ操作をしたり、メーターも気にせずスピードを出したりしてしまう人がいます。
路上を初めて運転したときの”怖かった”思いがいつまでも心にあれば自ら危険な行為をすることはないのではないでしょうか?
- まわりの車を信用せずに”近づかない”運転を心がける
- 路上を初めて走行したときの怖かったことを忘れない
参考になれば幸いです。今日も無事故で楽しいカーライフ、バイクライフを過ごしましょう!
最後までお読みいただきましてありがとうございました。もとゆき