
2019年12月1日から、道路交通法の一部が改正され、スマートフォンや携帯電話による『ながら運転』が厳罰化されることとなります。
ライダーにとって、前を見ないでスマホを操作する後続車は、恐怖以外の何物でもありません。
スマホを操作しながら運転するドライバーを本当によく見かけます。
①ながら運転の事故
会社の近くの交差点で、青信号で横断中の女性に対して『ながら運転』をしていた車が彼女にぶつかり、それに気づかずに車の下に巻き込んでしまう痛ましい事故が発生しました。
私の先輩は偶然その交差点で事故を目撃し、すぐに助けに向かいました。
車の床下から女性を救出した際、彼女はまだ意識がありましたが、1週間後には亡くなったそうです。

わたしの先輩はふるえた声で若い女性だったと言っていました。
事故を起こしたドライバーは、交差点を右折中にスマートフォンを操作していたことが原因で事故が発生しました。
今回の法改正を契機に、「ながらスマホ・携帯」が減少することを切に願っています。
②ながらスマホで事故は即免停
厳罰化の主なポイントは、運転中にスマートフォンなどを使用し、交通事故などの危険を引き起こした場合、違反点数が6点となり、即座に免許停止の処分を受けることになります。
さらに、罰則は『1年以下の懲役または30万円以下の罰金』に引き上げられています。
交通の危険においては反則金の適用がなくなり、全て刑事罰が適用されることになりました。
言い換えれば、裁判所に出頭して裁判を受けることが求められます。

この厳罰化でながら運転の大幅な減少が望まれます!
③保持で違反点数が3点
運転中にスマートフォンなどを使用した場合の違反(保持)について、新たに『6ヶ月以下の懲役または10万円以下の罰金』という懲役刑が導入されました。
また、違反点数は3点、反則金も3倍に引き上げられることとなります。
違反者が反則金などの支払いを拒否した場合、実刑の対象となる可能性もあります。
なお、酒気を帯びてスマートフォンなどを使用した場合、即座に免許取消処分となります。
④まとめ
今回の厳罰化により、『ながら運転』が減ることを本当に期待したいです。
私は特にバイクに乗っているときにはバックミラーをよく確認しますが、スマホを操作している人が多すぎます。
あまり意識していない方は、どれくらい多いか確認してみてください。
一日だけでいいので、ミラーを気にしてみてください。
本当に多いことがわかってもらえるはずだと思っています。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
今回の内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき