ながら運転の厳罰化でライダーが1番気をつけないといけないことは何でしょうか?運転中にスマホや携帯電話を操作しているだけで違反になる保持というものができました。
バイクを運転中にスマホの操作をすることはAT車なら可能かも知れませんが両手を使用するMT車では簡単にできる操作ではありません。
なので今回のながら運転の厳罰化がバイク乗りに関しては関係ないように感じている方もおられるかも知れません。
実は注意しないといけないことがあります。
それはスマホをナビとして使用する場合です。
その注意点についてお伝えしたいと思います。
おおむね1分間くらいの内容になります。
よろしければお付き合いください。
スマホのナビ使用注意
スマホホルダーにスマホをセットしてナビ代わりに使用している場合は注意が必要です。
運転中にスマホの画面を見つめていることが原因で事故を起こすと、違反となります。
「見つめる」というのは運転中にじっと画面を見ていることであり、つまり運転よりもスマホに集中してしまっていることを指します。
実は法改正の前から違反として存在していましたが、今回の法改正により違反点数が2点から6点に引き上げられました。
つまり、1回の違反で免許停止処分を受ける可能性があります。
違反の条件としては、危険な状況を引き起こした場合とされており、人身事故や物損事故に関係なく事故が発生した場合にも6点となります。
ここは、ライダーにはあまり知られていないようです。
違反防止対策
ただ、道に迷ったときにはどうしてもスマホの画面を見てしまうことが多いと思います。
画面を見ていたとしても事故にならなければ違反にはなりませんが、例えば60km/hの速度で走行していて2秒間でバイクがどれくらい進むかというと、実は約35mも進んでしまうのです!!
たった2秒です。
これがスマホ画面が見えにくくて4秒くらい注視した場合は倍の約70mも進んでしまいます。
この理由からも違反にならなくても運転中にスマホを注視することは非常に危険です。
話が少しそれてしまいましたが・・・
違反対策としては、スマホ画面を見る場合は左に寄せて完全に停止してから画面を見ることを徹底して習慣化するしかありません。
絶対に違反しない方法は・・・
怒られそうですが・・・・・
スマホをポケットかタンクバッグに入れておくことです。
画面を見ることができないようにすることですが、いままでナビとして使用していたスマホがなくなるなんてありえない!となりそうですので、これ以上はやめておきます。
さいごに
カーナビやバイクのナビ代わりのスマホホルダーの使用は注視しなければ違反対象となりませんので、注視に注意することで問題なく使用することができます。
私の知人には、カーナビが装備されているだけで違反になると思っている人がいました。
問題は運転中に画面を見なければならない状況が発生した場合の対応です。
面倒でも、左に寄せるなどして完全に停止した状態で画面を確認する習慣を身につけることが重要だと感じます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
今回の内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき