
今回はわたしが体験した人の温かさを感じることが出来たツーリングの思い出話になります。
よろしければお付き合いください。
北海道ツーリング
随分、昔になりますが北海道ツーリングに行ったときの話です。
友人と二人で、フェリーのチケットが取れたことと予定を調整することが、出来たので念願だった北海道ツーリングに行くことになりました。
ツーリングに行った季節は8月です。
京都の舞鶴からフェリーで小樽へ行き、北海道に上陸しました。
北海道の景色は、いままでに見たことがない景色の連続で感動しかありませんでした。
行かれたことがない方は、是非!北海道に行ってほしいです。
旅費を抑えるためにキャンプと民宿を併用していました。
食事は自炊したり、お店で食べたりしていました。
北海道に滞在していた期間は、20日間で小樽から時計周りに一周することができました。
気に入った場所があれば、連泊をしたりして、のんびり充実したツーリングで、一生の思い出になるものでした。
生きている間に、もう1度は北海道を走りたいです。
トンカツ屋さん
あるトンカツ屋さんで食事をしていたときに、店長さんと思われる方が何処から来たのか?と尋ねられました。
大阪から来たことを伝えると
店長さんというか大将さんが昔大阪に住んでいたことがあって、大阪の話を聞かせて欲しいと言われるのです。
ただ、トンカツ屋さんの営業が終わるまでもう少し時間があるから、別で経営している銭湯に行ってくるように勧められました。
大将の凄い押しに負けてしまい、言われるままに渡されたメモをもとに、バイクで移動をしました。
到着してビックリ!です。
わたしは町の中に古くからあるこじんまりした銭湯をイメージしていたのですが、実は巨大なスーパー銭湯だったのです。
大将さんが電話をしてくれていて、料金も払わずにそのまま、たくさんの湯槽につかり満喫することができました。
ちなみにその経験からスーパー銭湯が大好きになりました。
豪華すぎる家
スーパーすぎる銭湯から、トンカツ屋さんに戻るとお店は閉まっていて、中から大将が出てきました。
ついてくるように言われて、徒歩でついて行くと、大きなお家がどん!と建っていました。
家の中にお邪魔をして通された部屋には、虎の敷皮?が敷かれていて、部屋にはみるからに高価な壺など置いています。
思わず友人と話した会話は、『やばくないか?大丈夫か?』でした。
ヒソヒソ話をしていると大将が食べ物とお酒をたくさん持ってきて、今日はここで泊まったらいいから、大阪の話を聞かせてくれ!と言ってお酒をつがれました。
大将は大阪にいた時には、苦労されていたようでしんみり涙ぐむ場面もありましたが、夜遅くまで楽しく話に花をさかせることができました。
翌朝は、仕入れがあって見送りできないから、勝手に出て行ってと言って別れました。
豪快でとても気前のいい男前の大将に旅に花を添えてもらうことができ、大感謝でした。
さいごに
今回は旅の思い出話になりましたが
旅にはこのような出会いがあり、人生の思い出に残り続ける貴重な体験をすることが出来ます。
バイクでなくてもよいのですが
バイクの話題から話が発展していき、知らないことを知ることができるようになったこともたくさんありました。
今回は旅の良さを少しでも伝えることが出来たのなら、幸いです。
また、懲りずにたくさんある体験談を記事にしたいと思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。もとゆき