いきなりですがバイクでクラクションを鳴らしたことはありますか?
勝手な想像ですが、バイクでクラクションを鳴らすライダーは、四輪ドライバーに比べると少ないような気がします。
私は車でもバイクでもクラクションを鳴らすことは少ないのですが、
車のクラクションと違いバイクでクラクションを鳴らす場合に、
スイッチの場所を迷うことがあります。
今回は、バイクでクラクションを鳴らしたい場合に、スイッチの場所を把握しておかないと危ないことについてお伝えしたいと思います。
よろしければお付き合いください。
クラクションスイッチ
いざ!クラクションを使おうとしてクラクションのスイッチを左手親指で探していたら、
危険な場面を通り過ぎてしまって結局クラクションを使わなかったことが何度かありました。
クラクションスイッチの位置は、どのメーカーの車両もだいたいは左側のスイッチボックスのウインカースイッチの下あたりについている事が多いように思います。
見ればどこにクラクションスイッチがあるか?すぐにわかりますが、
これがバイク運転中でしかも危険場面に遭遇している時となるとスイッチを押すことが急に難しくなってしまいます。
当たり前ですが危険な場面に遭遇しているのに、目線をクラクションスイッチに移すことは出来ませんよね。
バイクで使う場面
そもそもクラクションを使う場面は、危険な場面で相手に気付いてもらうために使うことが多いと私は思っていますが、
自分がブレーキをかけたり、走行位置を変えたりすることでクラクションを使わずに対応することは出来ます。
ただ、自分自身の運転操作だけでは対応出来ない場合があります。
どんな場面なのか?
それは、前車が後ろにバイクが止まっていることに気づかずに、バックをしてくる場合です。
信号待ちで止まっていたら、前車の白色ランプ(バックランプ)が点灯して、『まさか?!』と思っていたら、
バックをしてくるんです!!!
あぁ〜と言っている間にぶつかってしまうので、なんとか対応しないといけないわけですが、
バイクはバックも出来ないし、真横にスライドさせることも出来ません!
このような場面で『クラクション』を鳴らしています。
いままで29年間バイクに乗ってきて、前車がバックをしてきた経験は、
少なく数えても5回以上はありました。
信号待ちでバックして来た場面は、交差点の右側から大型トラックが大回りで左折をしてくるシーンで、前車がビックリして後ろをよく確認せずにバックをして来ました。
あと遭遇した場面は、お店の駐車場出口で道路に出るために前車の後ろで止まっていたら、
お店の駐車場に入ってくる車とはちあわせになってしまい、前車が後ろをよく確認せずに慌ててバックをしてきたことがありました。
万が一に備えて
前車がバックをしてくることが頭の中に無ければ、前車がバックをしてきた時は『一瞬どうしたら良いか?』分からずに身体が固まってしまうかも知れません。
わたしが初めて前車がバックをしてきた時がそうなりました(汗)
経験していなかったら固まりますし、前車がバックしてくる場面に遭遇することも稀だと思っています。
だから、一番最初にバックをされた時はクラクションスイッチをすぐに押すことが出来ず、左手親指がプルプルしていました。
さいごに
いつ?前車がバックしてくる場面に遭遇するかなんて、当たり前ですがまったく予想出来ないです。わたしはこの経験をしてから停止時の前車との車間距離は、車一台分の間隔を空けるようになりました。
そんなに車間距離を空けるのですか?とよく言われますが、
車間距離を空けておくことで前車がバックをしてきたときに、慌てずにクラクションスイッチに押す準備が出来たり、
難しいですが、前車の横のスペースを使って逃げるという選択肢も一応考えることが出来ます。
クラクションスイッチを一度も押したことがないという方は、是非この後にクラクションスイッチの位置を確認してみてくださいね。
今回の内容が参考になりましたら幸いです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。もとゆき