毎年4月になると子供の道路飛び出しに警戒をしながら運転をしています。
子供の中でも小学生です。
さらに限定をすると小学1年生になります。
今回は、子供の道路飛び出しについてお伝えしたいと思います。
よろしければお付き合いください。
何故?1年生なのか?
わたしも2人の子供がいるので経験してきたことですが、
幼稚園のときは、親が送り迎えをしたり、幼稚園のスクールバスで自宅から幼稚園までドアからドアで大人の手によって守られていました。
それが小学生になったと当時に、多くの場合は子供たちによる集団登校をすることになります。
行きの朝は高学年の子供たちに囲まれているので、まだ安心できる部分がありますが、
下校時には同じ学年と帰ったり、近所に同学年の子供がいなければ一人で帰る場合もあります。
7歳になったら急に大人達の手から離されてしまうことになってしまうわけです。
行動範囲が広くなる
幼稚園までは親の近くで遊んでいた子供たちも、同じ小学校のクラスメイトと遊びためにいままでに通ったことがない新しい道を使うことになります。
親としては、あたり前ですがとても心配なので最初は一緒について行って送り迎えをしたり、自転車を使わずに歩いて行くように指示をしたりします。
どれだけ注意をしても子供たちは興味があることに夢中になってしまうので『あそこに行ってみよう』とか『パパと一緒に行った公園に連れて行ってあげる』など行動範囲が広がっていきます。
教習をしていた時の経験
わたしは20年間教習所で指導員をしていました。
四輪車の教習では、教習所内だけの練習だけでなく、路上を走行して練習を行います。
今でもはっきり覚えている怖い思いをした経験が2つあります、
1つ目は、教習車で小学校の前を通過しようとしたときに、
小学校の正門からいきなり2人の子供が道路に飛び出してきたのです。
2人のうち1人は完全に道路の真ん中の中央線まで飛び出してきました。
わたしは教習車の助手席に乗っているわけですが、
すぐさま助手席の足元にある補助ブレーキを踏んで車を急停止させました。
なんとか子供にぶつかることなく止まることが出来ました。
ちなみに2人の子供たちは道路で固まるように、その場で停止していました。
2つ目は、路上教習をしていたときに左側の歩道で信号待ちをしている自転車に乗った子供がいました。
低学年の子供であることは間違いないです。
よく見ると自転車でくるくる360度その場を回っているのです。
信号待ちの間が退屈なのか?
『危ないなぁ』という認識はしていました。
教習車の速度は40キロで走行していました。
くるくる自転車で回っている子供がいる交差点に差し掛かろうとしたときに、
恐ろしいことが発生したのです。
その子供がバランスを崩してしまい道路に飛び出してきたのです!!
運転している教習生は固まってしまい何も出来ません!
わたしは補助ブレーキをおもいっきり踏んで教習車を止めました。
自転車に乗った子供までの距離は、あと1メートルあるか、ないかぐらいでなんとかぶつからずに止まることが出来ました。
心臓はドキドキ、ばくばくでした。。。
さいごに
4月に限らず子供の飛び出しには気をつける必要があります。
先ほど、お伝えしました教習中の出来事で事故にならなかったのは指導員として気をつけて周りを見ていた事もありますが、
1番は法定速度で走行していたので、子供の飛び出しを発見してから急ブレーキをかけて止まることが出来たと感じています。
速度を守ることがいかに大切であるか?を身を持って学ぶことが出来ました。
これが、自分の日頃の運転に活かされていることは間違いありません。
今回の内容が参考になりましたら幸いです。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。もとゆき