こんにちは。バイク歴30年、元指導員歴20年のもとゆきです。
今回は、バイク免許を取得したいけど、運転に自信がなく本当にバイク免許を取得することができるのか?
とても不安に感じている未来のライダーさんに向けて、わたしの経験からのアドバイスをさせていただきます。
よろしければお付き合いください。
99%の方がライダーになりました
具体的な数値がないので証拠がありませんが、わたしの指導員20年の経験から言えることは、99%の方が教習所の卒業検定に合格し、卒業をして、無事ライダーになっていきました。
バイク免許取得を途中であきらめた方は、本当にごくわずかでした。
安心できるワ。
教習途中でなんども補習になって、なかなか先に進むことができなかった方や最後の卒業検定で5、6回と不合格になり、繰り返し受検されていた方をたくさん見てきました。
あきらめずにやり遂げて、卒業していく方をたくさん見てきました。
だから、バイク免許を取りたいけど不安に思われている方へお伝えしたいことは、
苦労はあってもあきらめければ、バイク免許を取得することができるので、安心してバイク教習を受けて欲しいということです。
クラッチが不安
バイク教習に関しての不安箇所は、個々に違いがありましたので、一概に決めつけることはできません。
バイクの操作で多くの方が不安に思われていたのは、クラッチ操作が上手くできるか?だったと感じています。
わたしも苦手だった・・・
その理由ですが、はじめて免許を取得する方からすると、クラッチ操作はなじみのない言葉です。
エンストや変速の難しさを知人や友人から聞いたことで、クラッチ操作は難しいと頭にすりこまれている方が多かったです。
また、四輪車の免許を持っている方でも、AT限定免許が増えているため、クラッチ操作について知識はなく、やはり『難しいもの』として捉えられている方が多かったです。
こうした状況を踏まえて、指導する側もクラッチ操作については、時間をかけて練習をしていましたので、時間を重ねるごとに上達していくことで、不安は解消されていきました。
クラッチ操作については、あたり前のことになりますが操作回数を増やしていくことで、必ず上達していきます。
少しでも多く変速をすることを意識することが大切です。
練習回数が大切です!
信号が赤だから1速でいいや!ではなく2速まで入れよう!の精神で変速回数を増やすと上達の近道になります。
ケガをしないように
バイク教習を断念せざるを得ない理由で1番多かったのが、バイク教習中のケガでした。骨折などの大けがをして、入院や手術をすることになった場合、完治するまでにかなりの日数を要することになります。
学校や仕事にも大きく影響する出来事になります。
多くの方に迷惑をかけて、完治したからといってバイク教習を再開できない!という本音を聞いたことが、何度かありました。
だから、バイク教習ではケガをしないようにすることを優先して欲しいです。
もちろん、ケガが発生しないように指導員がついているわけですが、
四輪車の教習のように助手席で対応しているわけではないので、正直、どうしてもタイムラグが発生して補助が間に合わないことがあります。
なので、まず第一に無理をしないようにして欲しいです。
例えば、バランスを崩して転倒しそうになったらバイクから離れるように逃げてください。
バイクを倒してはいけない!と頑張ってバイクを支えていて、力尽きて転倒したときにバイクのパーツが足の上に乗り、骨折することがありました。
無理せず、バイクから離れましょう。
よく言ってきたことですが、バイクは壊れても部品を変えれば元に戻りますが、
ケガをした身体は簡単に元通りになることはないということです。
無理!と思ったら早めにあきらめることも肝心です。
本当にケガには十分注意をしてください。
さいごに
バイク免許は欲しいけど、バイクの運転が出来るか?不安です。という声を聞くことが多かったです。四輪車とは違い、バイクは常にバランスを取って運転する乗り物ですから、不安を感じることも共感できます。
実際は、入校したほとんどの方が無事、卒業してバイク免許を取得してライダーとなっていきました。
残念ながら、ケガの影響でバイク免許を断念された方はおられましたが、自らの判断で、
自分には向いていないとバイク免許取得を断念された方は、わたしの記憶にある限りでは、20年の指導経験の中で10名にも満たないと記憶しています。
20年の経験で10名ですから、本当に確率としては0.1%にも満たないかも知れません。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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今回の内容が参考になりましたら幸いです。
バイク免許取得を応援しています! もとゆき