バイクカスタムをしたいけど車検の度にノーマルパーツに戻す必要があるのか?
疑問に思われている方も多いと思います。
わたしもその1人でした。
バイクカスタム歴25年の経験から、この疑問にお答えします。
よろしければお付き合いください。
結論 車検適応品はそのままでOK
早速、結論ですがカスタムするパーツの合法性によります。
例えば、マフラーなどで車検適合品の商品なら交換する必要はありません。
マフラーも車検適合品と記載がなくても、車検の基準値をクリアしていれば問題なく
車検は通過できます。
これは、わたしのZRX1100の例になります。
2000年式のバイクなので、現行車との違いがあるかも知れませんが、参考までに記載させていただきます。
・マフラー(ストライカー)車検適合と記載はありません。
・バックステップ(モリワキ)
・前後ホイール(ゲイルスピード タイプC)
・HIDヘッドライト
・オーリンズリアサスペンション
・RC30ブレーキ、クラッチマスターシリンダー
・メッシュホース
・フェンダーレスキット
・ウインカー小型化
上記の箇所をカスタムしていますが、ノーマル部品に交換することなく『このまま』の状態で、車検に合格しています。
ZRX1100の場合は、排気ガス規制に該当していないので、音量だけが問題になりますが、音量もクリアできています。
ちなみに、ユーザー車検を使って自分で陸運局に持ち込んでいます。
通算して10回以上、上記のカスタム状態で車検に合格しています。
ルール変更に注意
前回も車検に合格したから、今回も大丈夫と高をくくっていると痛い目にあうことがあります。
2度の痛い経験を書きます。
1つ目は、ヘッドライトのON、OFFスイッチでした。
常時点灯しているライトを消せるようにしたかったので、ライトON、OFFスイッチを購入しました。
車検対応品であることを確認したうえで購入したので、何の疑いもなく安心していたら、まさかの車検不合格の判定を受けてしまいました。
検査官さんと話をしたら、数年前はライトON、OFFカスタムは車検に合格していたが、ルールが変わってしまい不適合となっていました。
2つ目は、バイクの車幅ルールが変更になり、カスタムハンドルが不適合になってしまったことです。
わずか、数センチですが車検合格をもらうことができず、一旦ノーマルハンドルに戻して検査は合格することができました。
数センチでもダメなのね・・・
いままでは、車検に合格していたカスタムハンドルでしたが、これを気にショップで適合するように両端をカットしてもらいました。
2023年の現在であれば、フェンダーレスキットがバイク購入(登録)年数によって、車検不適合になる可能性があるので、注意が必要かと思います。
事前に調べていなかった自分が悪かったのですが、車検で不合格と言われるとあたふたしてしまいます。
ノーマルパーツは残しておくべき
わたしのカスタムハンドルのように車検適合品だったパーツが、ルール変更によりいきなり車検不適合品になる可能性もあります。
外したノーマルパーツは保管しておくことを強くおすすめします。
置き場所を確保したり、家族から不用品扱いをされるかも知れませんが、
もともと付いていたノーマルパーツを高値で買うような悔しい事態にならないために、ノーマルパーツは手元に置いておきましょう。
わたしはZRX1100のノーマルパーツを家族から見えない場所に、上手に?隠して・・・いや保管しています。
さいごに
カスタムをしたいけど、車検の度にノーマルパーツに戻すことが面倒だと考えている方は多いと思います。
わたしもそうでした。
実際には、車検適合品であればノーマルパーツに戻す必要はなく、そのままで車検に合格できます。
パーツを購入する際に、車検適合品の有無の問い合わせをしたりして、確認することをおすすめします。
あと、偉そうなことは言えませんが、車検適合品だったパーツがルール変更により不適合品になっている場合がありますので、情報収集しておくことで車検のときに慌てず対応することができると思います。(これは、自分への戒めの言葉です)
カスタムすることで愛着心が更に高まり、更にバイクを楽しむことができると感じています。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
参考になりましたら幸いです。もとゆき