仮免許で自宅練習するときに注意すべきポイントとは?
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教習所で修了検定に合格して仮免許証を手に入れ、自宅での運転練習を始めることを検討している方もいらっしゃるかと思います。

この記事では、元教習所指導員の経験に基づいて、自宅練習に取り組む際に注意すべきポイントをお伝えします。

結論

仮免許取得後、自宅練習を行う際には、万が一違反や事故をして警察に検挙された場合、処分が決定されるまで教習を中断しなければなりません。

この重要なポイントを理解しておくことが必要です。

 

中断の理由

なぜ自宅練習中の違反がこんなにも厳しく取り扱われるのでしょうか?その理由について見てみましょう。

仮免許証が取消しになると、それまでに進めてきた教習が無効になる可能性があるからです。

その理由から、処分の決定を待たずに教習を進めることはリスクが高く、教習所も薦めることはありません。

 

さらに、仮免許証の取消しに伴い、教習所を退校する場合は、残りの教習時間分を返金することがあります。

処分を待たずに教習を進めることで、返金できる金額が減少してトラブルになることがあります。

経験談

私が指導員をしていたときに、自宅練習による違反が仮免許取消しの原因となるケースが存在しました。

20年にわたる指導員経験の中で、自宅練習中に違反を犯した方々が仮免許証を取り消される事を見てきました。

これを教訓に、勤務していた教習所では仮免許証を交付する際、自宅練習中の違反に伴うリスクについて詳細に説明するようになりました。

注意点と安全対策

自宅練習を始める前に、以下の注意点と安全対策をしっかりと理解しておきましょう。

  • 助手席の同乗: 自宅での練習においても、運転経験3年以上のドライバーが助手席に同乗することが必要です。しかし、そのドライバーも教習車のように補助ブレーキを操作したり、危険な場面で指示を出すことは難しいため、適切な判断が求められます。
  • リスクと責任: 自宅練習では自己責任が重要です。教習車と異なり、自らの判断で運転しなければならないため、交通ルールと安全な運転に徹底して従うことが必要です。
  • 事故と違反のリスク: 自宅での練習も事故や違反のリスクは存在します。交通ルールを守り、安全運転に努めることで、リスクを最小限に抑えましょう。

 

さいごに

自宅での仮免許練習は有益な学習手段ですが、その際には注意が必要です。

違反行為による仮免許取消しのリスクや、運転経験3年以上のドライバーの同乗が求められる点を理解し、安全かつ責任ある運転練習に取り組むことをおすすめします。

自宅練習は個人の成長のための重要な一歩ですが、その際には確実な安全対策を講じながら、ルールを守りつつ進めていくことが大切です。

 

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

今回の内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき

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