先日のニュースで、ゴミを出しに外に出た数分の間に男が部屋に侵入し、若い女性を強姦や強盗に遭わせる事件が発生しました。
私自身、少しでも家を離れる際には鍵をかけるように心掛けているのですが、車に乗った際のドアロックについてはどうでしょうか?
そこで、今回は車のドアロックについてご紹介したいと思います。
内容は、おおむね1分程度ですので、ぜひ最後までご覧ください。
ドアロックをする場合
車に乗ったらドアロックをすることは、教習所で習うものの、免許を取得してからは特に意識することがないという方も多いかもしれません。
まず、ドアロックをする理由について考えてみましょう。
ドアロックをする最も大きな理由は、家の鍵をかけることと同様に、強盗の侵入を防ぐためです。
信号待ち中に突然、助手席のドアが開けられ、財布入りのバッグを奪われる強盗事件も発生しています。
突然の出来事に遭遇した場合、誰でも「あっ!」と驚くだけで手が出せないでしょう。
特に女性の場合は、夜間運転中に不審者の侵入を防ぐためにも、信号待ちなどで車が停車中はドアロックをすることをおすすめします。
最近、ニュースで観たコンビニの店内でトラブルになり、駐車場まで追いかけられた男が車の外で叫んでいる映像を目にしました。
このようなトラブル時にも、ドアロックをしておくことで侵入を防ぎ、110番通報することができます。
車に乗る際には、家に入る際と同様に、まずはドアロック(鍵)をすることが重要です。
ドアロックをしない場合
さんざんドアロックをするべきと連呼しておいて言い出しにくいですが…実はドアロックをしない方がよい場合がひとつだけあります。
それは高速道路を走行する場合です。
先ほどは家に入ったときと同じように車でもカギをかけるべきと言いましたが、カギをしない理由は、高速道路で事故をしたときにすぐに助けてもらうためです。
ドアロックをしていなくても、事故などの衝撃でドアが開かないことは実験で確認できています。
高速で走行していて渋滞などで止まらない限り、不審者がドアを開けることもないはずです。
高速道路での事故になると、下の写真のように車がひっくり返ってしまったり、車のエンジンが室内にもぐりこんでしまうような命にかかわる大事故になることがあります。
そんな1分1秒を争うようなときに、ドアロックがかかっていたら、ドアを開けるだけでかなりの時間を使うことになってしまいます。
だから、高速道路上ではドアロックをしない方がよいと考えます。
しかし、最近頻繁に起こっているあおり運転によるトラブルが発生したときは、すぐにカギをして110番するようにすべきです!
最後になりますが
私が聞いたところによると、アメリカの教習所でも日本と同様に、車に乗ったらドアをロックするように指導しているようです。
その理由は、強盗から身を守るためです。
一方、ヨーロッパの教習所では、アメリカとは逆にドアをロックしないように指導しているそうです。
その理由は、事故の際に助けを求めやすくするためです。
自動車大国である2カ国で、考え方が全く異なることに驚きました。
私は、防犯と助けを求めやすくすることの両方が大切だと思っています。
ですから、場所によって使い分けることが必要ではないでしょうか?
普段しないことをするのは面倒ですが、継続的に行っていれば習慣化すると思います。
万が一に備えて、些細なことでもドアをロックすることを考えてみることが必要ではないでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回の内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき