バイクのエンジンがかからない?きゅるきゅる?の時に確認したい3つのこと!
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今日もバイクに乗ろう!と意気込んで、バイクにまたがりエンジンをかけようとしたら、エンジンがかからない?という瞬間にテンションが下がることは、ライダーなら1度や2度は経験したことがあるでしょう。

私も28年間バイクに乗ってきましたが、『なぜエンジンがかからないのか』、『なぜきゅるきゅる鳴るのか』という状況に何度も遭遇してきました。

今回は、エンジンがかからない場合の原因を知るために確認すべき3つのポイントについてお伝えします。お付き合いください。

キルスイッチの確認

バイクのキーをONの状態にして、エンジンスタートボタンを押しているのに、バイクのきゅるきゅる音もなく、無音の状態でエンジンがかからない場合は、キルスイッチがOFFの状態になっている場合があります。実は、このキルスイッチがOFFのままだとエンジンがかからないようになっています!キルスイッチとは、転倒時などの緊急事態でエンジンキーでエンジンを切ることが出来ない場合にエンジンを切ることが出来る、スイッチとなっています。バイクの車種によってキルスイッチの取り付け位置は変わりますが、だいたいはハンドル右側のスイッチBOXの上部などに取り付けられていることが多いです。

スイッチの色は赤色

わたしは教習所で指導員をしていましたが、教習生からきゅるきゅる鳴ってエンジンがかからないと声をかけてもらったときに、なぜか?キルスイッチがOFFになっていることが多かったです。

 

もとゆき

知らない間にキルスイッチに触れてしまって、OFFになっているようでした。

 

エンジンがかからない?場合はまずキルスイッチがONになっているか?を確認してみてくださいね。

バッテリー

キルスイッチもONになっていて、エンジンがかからない場合はバッテリー上がりが原因の可能性が高くなります。バッテリー上がりの原因ですが、バッテリーの寿命をいきなり迎えることがあります。前兆がない場合もありますが、前兆としてよくあるのが、スタートボタンを押したときにキュル、キュル音がいつもより長い場合です。キュルキュルという具体的ではない言葉で申し訳ありません。。。言いかえるとなかなかエンジンがかからない場面が多くなってくるとバッテリーの寿命が近いかも知れません。

一般的にバッテリーの寿命は2~3年

スマホのようにバイクのバッテリーを充電することで一時的に元気になることがありますが、この充電を繰り返したとしても寿命を何年ものばすことは出来ないです。下記、よろしければわたしのバッテリートラブル体験談をお読みください。

 

もとゆき

大汗を書きましたww

 

ちなみにバッテリーを充電して寿命をのばすことも方法ですが、今やネットでバッテリーが安価に購入できる時代となりましたので、わたしは3年で交換と決めております。

バイク車種によりますが、バッテリー交換は難しい作業ではありませんので、ネットで購入をして自分で取り付けることが1番安価に交換できます。

よろしければ下記の動画で交換方法を説明していますので、よろしければご覧ください。

プラグかぶり

キルスイッチもONになっていて、バッテリーも問題がなくてエンジンがかからない場合は、プラグがかぶっているかも知れません。

 

もとゆき

ちなみにわたしはこのプラグかぶりを何度も経験しております。

 

プラグかぶりとは、バイクのエンジンは、ガソリンと空気の『混合気』を燃焼させることで動きます。

この混合気に火花を飛ばしているのがスパークプラグ(プラグ)です。

このスパークプラグが、ガソリンやオイル、カーボンなどで汚損してしまう(覆われてしまう)のが、いわゆる『プラグかぶり』という現象になります。

一般的にプラグかぶりはキャブレター車に多い・・・

一般的にプラグかぶりはキャブレター車に多いと言われていますが、現行のインジェクション車であってもかぶることはあります。

 

もとゆき

わたしが教習所で指導をしているときに見ることがありました。

 

プラグかぶりの改善方法は、新しいプラグに交換することが1番です。

プラグにカーボンが付着しているときには、真鍮のブラシを使って丁寧にカーボンを落としていくことで、性能を取り戻すことが出来ますが、1度かぶってしまうと少なからず性能が下がってしまうことになるので、新品に交換することをおすすめします。

 

プラグを変えてもエンジンがかからない場合や、エンジンはかかるがいまいちアクセルを回したときに、加速が足りないなどと感じる場合はバッテリーやプラグ以外に原因があることが考えられますので、早くバイクショップに相談することをおすすめ致します。

さいごに

愛車の『エンジンがかからない!?』、『きゅるきゅるしか鳴らない!?』となったときに、キルスイッチがOFFになっているだけなら、正直、笑い話で済みます。

しかし、ツーリング先でバッテリーが上がってしまったり、プラグかぶりでエンジンがかからなくなった場合は、笑い話では済まされず大きな苦労話に変わってしまいます。

そのような苦労をしないためにバイクの異変を早めに察知して事前に対応しておくことが必要かも知れません。

自分ではわからない、確認できないと判断した場合は、先送りせずに早めにバイクショップに相談に行くことをおすすめします。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

今回の内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき

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