
こんにちは。
バイク歴30年、指導員経験20年のもとゆきです。
今回は車の盗難についての記事を書きました。
この記事を書いているのが、2022年10月です。
2022年の上半期は車の盗難が昨年に比べると増加しているという情報を見たので、今回の記事としました。
わたし自身も愛車を盗難されそうになった経験があります。
大切な愛車を盗難されないための情報共有ができましたら幸いです。
よろしければお付き合いください。
約20%増加
警察庁が発表した2022年上半期(1~6月)の犯罪統計によると自動車盗の認知件数は2869件で、前年同期比19.4%増と大幅に増えたとありました。
参照サイト:警視庁https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/bouhan/car/202203jidousyatou.pdf
考えられる増加の原因としては、コロナが収まってきたことで、窃盗のプロ達の渡航制限緩和があったからだと推測します。
盗難した車を外国に移動させることが可能になったことが考えられます。
また、窃盗のプロだけでなく、ナンバープレートを付け替えて足替わりに使ったり犯罪に使う場合も考えられます。
盗難未遂を経験
今から20年以上も前になりますが、わたし自身も車を盗難されそうになった経験があります。
乗っていた車は、当時人気があったスポーツカーでニッサンのスカイラインでした。
自宅前の駐車場に停めていました。
夜の24時くらいだったと記憶しています。
愛車に取り付けていた盗難装置が鳴り響き、あわてて玄関の扉を開けると犯人と思われる車が猛スピードで走り去っていく姿を目にしました。
その時の光景は、今でもはっきりと覚えています。
なんとか、盗難未遂で終えました。。。
盗難の手口は、合鍵を作成されたことで、普通にドアを開けてエンジンをかけて
運転していく方法でした。
おそらくですが、盗難装置のアラーム音がなければ、よく朝まで愛車が無くなっていることに気づくことはなかったと思います。
警察官の方から言われたことは、合鍵は20分くらいで作成できるとのことでした。
おそろしすぎます。。。
盗難未遂で済んだことで、盗難装置をつけていて本当によかったと思いました。
高級車だけとは限らない
車が盗難されるのは、『高級車や希少な車だからでしょう!』と思われる方も多いと思います。しかし、下記の資料を見ていただきますと、よく街中で見かける車が盗難されていることがわかります。
参照サイト:日本損害保険協会
https://www.sonpo.or.jp/news/release/2021/2203_06.html
車両に取り付けられている部品を狙った盗難もあるようです。
今、話題になっている半導体もその対象となっているかも知れません。
自分だけは大丈夫という考えが1番怖いと思います。
ちなみに、わたしも盗難未遂にあうまでは『自分だけは大丈夫』と思っていました。。。
盗難されないための対策
まず、最初に絶対に盗難されない策はないと思っています。いたちごっこのように、盗難対策をもろともせずに、あらゆる手を使って盗難するプロがいる限り、『絶対という言葉はない』と感じています。
ただし、わたしの盗難未遂のように犯人の手を遅らせたり、慌てさせることによって、作業を遅らせたり、諦めさせることは可能だと感じました。
これは、経験からくる自信みたいなものです。
作業を遅らせるうえで効果が高いものは、ハンドルロックが良いと思います。
下記、写真に商品は実際にわたしが使用しているものですが、
このロックを取り外すために、窃盗のプロは電動ノコギリなどを使って切り落とすようですが、大きな音と光りが出るので、かなり目立つことになります。
もちろん、車内に入るためにも開錠する必要があるので、多少の時間はかかることになります。
残念ながら、ハンドルロックだけでは盗難防止はできませんが、犯行を遅らせる効果があります。
このハンドルロックは車を乗り換えても使うことができるので、購入していても損をすることはないと思っています。
ちなみに、わたしの商品は購入してから20年以上経過しています。
わたしの商品は販売されていませんが、類似品はたくさんあります。
よろしければ下記ご参考にしてください。
同じような考えで、タイヤをロック(施錠)するのも効果があると思います。
この対策も、破壊されることは想定されますが、
車外で行うため、とても目立つことと大きな音が発生するので、効果は高いと感じています。
ハンドルロックとタイヤロックを見たときに、窃盗犯からあきらかに面倒くさそうと思わせれば勝ちだと思っています。
最後にナンバープレートの盗難対策も考えておきたいです。
ナンバープレート自体はビス2本で取り付けられているので、工具があればいとも簡単に取り外すことができます。
取り外されたナンバープレートを改造、流用して盗難車両に取り付けることがあるので、被害にあう可能性は車の車種に関係なく誰にでもあります。
ナンバープレートの対策には、特殊なネジを使うことで犯行を防止したり、抑止する効果があります。
わたしも車とバイクのナンバープレートに特殊ネジを使っていますが、今のところ被害にあっていません。
費用もそれほど高価ではありませんので、早めに交換しておきたいところです。
さいごに
残念ながら、完全に盗難を防止する策はないと思っています。知らない間に合鍵を作成された経験から、正直に感じたことです。
しかし、盗難防止商品を使って犯行作業を遅らせたり、
めんどくさいと思わせることで、犯行自体をあきらめさせることも可能だと感じています。
わたしの場合は、盗難未遂に終わりましたがショックは大きかったです。
車の合鍵を作成するために、取り外されたトランクキーやその周りの部分につけられた傷を見たときに、大きなショックを受けました。
鍵を取り付けや塗装をしてもらうことで、車はきれいになりましたが心の傷は簡単に消えませんでした。
夜中に物音がするだけで目が覚める状態が続きました。
同じような思いをしたくないですし、同じような思いをする人が1人でも少なくなることを望んでいます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
今回の内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき