これをマスターすれば、立ちごけ不安解消 ~練習法をお伝えします~
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低速走行時にフロントブレーキを強く掛けることでバランスを崩し、転倒したり、転倒しそうになった経験をお持ちの方も多いことでしょう。

しかし、この問題は練習と正しいテクニックによって解消できるものです。

本記事では、低速走行時のブレーキングに焦点を当て、立ちごけ不安を解消する方法をご紹介いたします。

リアブレーキを使う

低速でのバランス崩れや転倒の原因は、フロントブレーキの過度な使用にあります。

これを解決するためには、適切なブレーキングテクニックが必要です。

 

もとゆき

結論になりますが、低速走行時のブレーキはリアブレーキだけで十分です。

 

具体的には、クラッチを先に握り、後はリアブレーキを掛けるだけです。

なぜなら、リアブレーキはフロントブレーキよりも効きが弱く、そのために強くかけてもバランスが崩れにくい特徴があるからです。

 

理由

リアブレーキの効きがフロントブレーキよりも弱いため、低速時に安定したブレーキングが可能です。

この理由を理解することが、正しいブレーキングテクニックの習得につながります。

 

経験談

以前、指導員として一本橋の練習を行う際、教習生さんにリアブレーキだけを使うようアドバイスしても、無意識にフロントブレーキを使ってしまう人が多かったという経験があります。

実は、多くの方が自転車に乗ってきたときの癖で、バイクに乗っているときにも無意識に右手を使い、フロントブレーキを掛けている教習生さんをたくさん見てきました。

その癖を取り除くためには、意識だけでは対策することが難しく、練習を行うことが必要です。

練習方法

具体的な練習方法は以下の通りです。

 

  • 練習は広い場所でなくても可能。交通量の少ない道路で行うことが望ましい。
  • 最初はまっすぐな状態で練習し、慣れてきたら徐々に強くブレーキを掛けて感覚をつかむ。
  • これを50回以上繰り返すことで、安定したブレーキングの感覚を身につけることができる。
  • 曲がりながらの練習も重要。これも50回程度実施することで、個人差はあるが感覚が身につくでしょう。

 

回数は目安ですが、練習回数が多ければ多いほど、リアブレーキの感覚を養うことができます。

また、少し期間が空いてからバイクに乗る時にも、立ちごけ予防の練習として効果を発揮します。

ぜひ、お試しください。

さいごに

低速時はリアブレーキだけで停止できることを理解すれば、無意識にフロントブレーキを使うリスクを大幅に減らすことができます。

 

もとゆき

この練習を通じて、立ちごけの不安を解消しましょう。

 

合言葉は、「低速はリアだけで良い」。

是非、安全な場所で練習してみてください。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

 

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