教習コースを走行していると進路変更する場面は多々あります。
しかし、バイクの進路変更は慎重に行う必要があります。
以下の手順を守って、減点されることなく安全に進路変更を行いましょう。
バイク進路変更のやり方
以下の手順に従って、安全かつ減点の心配なく進路変更を行いましょう。
1. ミラーの確認
進路を変更したい方向を確認するために、後方の状況を把握するためには、ミラーをしっかりとチェックすることが重要です。事前にミラー角度の確認や調整も忘れないようにしましょう。
2. ウインカーを出す
進路変更の合図は、実際に進路を変える約3秒前に出すのが適切です。
ウィンカーの操作タイミングを正確に把握しましょう。
指導していたときの経験では、ウインカーを出すタイミングが遅い方が多かったです。
3秒の目安は、ウィンカーの点滅が5.6回くらいだと覚えておきましょう。
3. 目視で確認
進路変更を行う場合は、周囲をよく確認してから進行しましょう。後方を目視でチェックし、後続車や障害物がないことを確認します。目視確認を怠ったり、確認の深さが不十分だと、減点される恐れがあります。
4. 進路を変える
これが進路変更の正しい手順です。ウインカーを出した後、目視で確認した後に進路を変えましょう。
進路変更のポイント
以下は進路変更の際に注意すべきポイントです。
標識や設置物など目安を決める
教習初期の段階では、操作に余裕がないことが多いため、教習所内では標識や設置物などを活用してウインカーの出し方を学ぶことが重要です。これにより、進路変更の3秒前にウインカーを出すタイミングを習得し、免許取得後の実際の道路で適切に対応できるよう準備しましょう。
速度によってウインカーの出す位置を変える
操作に慣れてきたら、次に意識すべき点は、速度が異なる場合にウィンカーを出すタイミングを調整することです。
慌てないことが大切
隣の車線への進路変更時には、安全確認を怠らず、慎重に行うよう心がけましょう。
操作には余裕を持つことが重要です。
もし余裕を持てない場合は、速度を落とすことで必要な余裕を確保できます。
よくある進路変更の減点
以下は進路変更時によく見られる減点ポイントです。
ウインカーの出し忘れ、消し忘れ
ウィンカーを出すタイミングを忘れたり、消し忘れたりすることがあります。運転中は、この点に特に注意を払いましょう。
確認不足
目視の確認を怠ったり、確認が浅い(甘い)と減点されることがありますので、しっかりと後方を確認しましょう。
経験談
バイクの卒業検定を20年間経験してきた中で、特に印象深かったことは、進路変更の際にウインカーを出すタイミングが遅い人が非常に多かったことです。減点ポイントが大幅に減らされることはなかったものの、この癖が付いたまま道路を走行すると事故のリスクが高まる可能性がありますので、常に注意を払うようアドバイスしてまいりました。
ウインカーの重要性は見逃せません。
たとえ小さな行動であっても、これは重要なコミュニケーション手段であり、常に意識しておくべきです。
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まとめ
バイクの進路変更は慎重に行う必要があります。運転中の安全を確保し、減点を回避するために正しい手順とポイントを遵守しましょう。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
今回の内容が参考になりましたら幸いです。もとゆき