バイク走行中、後ろに大きなトラックがいるときやっている3つのこと【護身】
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先日、ニュース記事を見ているとダンプカーに追突をされたバイクが、ダンプカーの下に挟まったまま、130メートルも走行してライダーが不幸にもお亡くなりになる悲惨な事故を見てしまいました。

ダンプカーの運転手が追突後に130メートルも走行したのは、バイクにぶつかったとは思わなかったと証言しています。

ちなみに、事故を目撃した人が警察に通報して、警察がダンプカーの運転手を制止してやっと止まったと書かれていました。

ライダーがトラックの下でどれだけ痛く、怖い思いをしたのだろうと思うと本当に胸が締め付けられる思いです。

後ろから追突されることを完璧に防ぐ手だてはありませんが、

今回は、わたしが気を付けている3つのことをお伝えします。

よろしければお付き合いください。

対策1 譲ること

ミラーで確認したときにトラックが車間をつめてきている場合は、左へ寄せてトラックを先に行かせるようにしています。

『負けるが勝ちの理論』ですぐに左へ寄せるようにしています。

追突されたらひとたまりもないので、左寄せをすぐやっています。

トラックドライバーさんの多くの方が、配送時間が決まっていて時間に余裕がない状態で運転していることが多いと思います。

納品が遅れたらまずい、納品が遅れて過去に怒られたことがあるなどの理由があると、前を見ているようで、見ていない状況に陥ってしまいます。

配送するお仕事の経験がなくても、運転中にこのような思いをしたことがありませんか?

・トイレに行きたいとなれば、トイレのことばかり考えてしまう。

・のどが渇いてたまらないとなれば、コンビニの看板ばかり探してしまう。

運転していたら1度や2度は上記のような経験をされたことがあるのではないでしょうか?

もちろん、わたしも過去に経験があります。

わたしは、『トラック=急いでいる』と決めつけているので、車間距離の狭い、広いに関係なく基本的に譲ることが多いです。

それと、2車線道路の場合は、左の車線を走行していたらトラックは右の車線を走行していくので、後ろからつめられるシーンはかなり減ることになります。

対策2 走行位置

道を譲ることができないような場面では、バイクの走行位置は道路中央よりやや右寄りの走行位置を走行するようにしています。

その理由は、トラックドライバーの目線の延長線上を走行することで、バイクが見落とされることを防ぐためです。

それと、この位置をバイクで走行しているとミラーでトラックを見たときに、ドライバーが何をしていて、どこを見ているか行動が確認しやすくなります。

ドライバーが運転中にスマホを操作しているように見えた場合は、追突される危険性が一気に高まりますから、そのまま『危ないな』と思いながら走行せずに、

車線を変えてトラックと離れるか?それが無理なら左に寄ってトラックを先に行かせるようにするべきです。

実際に、いままでに何回もトラックを先に行かせるようにしてきました。

ツーリングで高速道路を走行しているときは、トラックが後ろを走行しているだけで車線を変えてトラックを先に行かせるようにしていました。

その理由は、長距離、長時間の運転でいねむりや漫然とした運転になっているかも知れないという危険予測をした結果でした。

対策3 ウインカー

あたり前のお話ですが、運転をしている最中に道路上では他のドライバーやライダーと会話することが出来ませんよね。

その会話をする代わりに自分の意思表示をするウインカーがあるわけですが、言い方を変えると意思表示を伝える方法は、ウインカーしかないことになります。

トラックの運転席は普通車よりも高い位置にあって、バイクの車体は車よりも小さくて、しかもウインカーも車に比べると小さいわけです。

つまり、バイクは目立ちにくいです。

バイクを目立たせるようにするためには、早くからウインカーを点滅させて曲がるところに向けて、徐々に減速していくことで『バイクが曲がること』をしっかりと見てもらうことが出来ます。

ただ、出すだけのウインカーではなくて、後ろのトラックに見てもらえるようにすることに意味があり、事故防止ができると強く思っています。

さいごに

バイクだけではなく自転車でもそうですが、道路を利用している以上、事故に遭遇することは誰でもあります。

誰も絶対に事故をしないとは断言できません。

もちろん、事故には運も影響していると思いますが、わたしはライダーがほんの少し意識や手間をかけることで事故予防ができると感じています。

今回、お伝えさせていただきました以下の3つの対策は、

・トラックに道を譲る

・トラックに見られやすい走行位置

・トラックに気づいてもらえる合図

ライダーが少し手間をかけて、意識することで大きな事故予防効果があると、実践してきた自負があります。

誰も事故を起こしたくて起こしているわけではないと心から思っています。

今回の内容が参考になりましたら幸いです。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。もとゆき

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