高齢ドライバーの安全運転: 自主返納の重要性と支援制度
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池袋で悲惨な交通事故が発生しました。

 

87歳のドライバーが運転する車が暴走し、罪の無い人々を次々と轢きました。

 

この事故は恐ろしいものでした。

 

少し前に、知人から父親に免許返納を勧める話がありましたが、父親は全く耳を傾けようとしませんでした。その相談を受けました。

 

SNS上では、今回の事故に関してドライバーが悪い、自主返納制度が甘い、免許証に期限を設けるべきなど、様々な声が上がっています。

 

しかし、この間もどこかで事故が発生しています。

 

制度が整備されるまでには時間がかかるでしょう。

 

その間に、各家庭や周りの人々が協力して事故防止策を考える必要があるのではないでしょうか?

 

今回は高齢ドライバーが即実施できる事故防止策についてお伝えしたいと思います。

 

もしよろしければ、お付き合いください。

自主返納は自分ではなかなかできない

家族が自主返納を勧めてもなかなか聞き入れてくれないと、数人の知人から相談を受けました。

 

どれだけ返納するように勧めても、「自分の運転は大丈夫だし、危なくない。何でお前にそんなことを言われないといけないのか!」と一点張りで押し問答になるだけで、話が全く進まない日々が続き、

その結果、家族が「何回言ってもだめだ」と疲れ果ててしまい、放置されている状況が現状のようです。

 

そのような状況になった場合は、絶対に放置せずに、全国の運転免許センターには「運転適正相談窓口」がありますので、相談してみてください。

 

家族以外の人から説明を受けると、話を聞いて素直に返納することがあるそうです。

運転免許を返納しても油断は禁物です

説得に応じて免許証を返納したとしても、油断はできません。

 

車のキーが手元にあると、以前の習慣から免許を返納したことを忘れてしまい、運転する危険性があります。

 

そのため、車のキーは絶対に分からない場所に隠すか、不安な場合は外出時にキーを持っていくようにし、絶対に運転できないように対策を講じる必要があります。

ドラレコを使用して運転を確認しましょう

自分の親やおじいさん、おばあさんがどのような運転をしているか、把握できていますか?

 

今回の池袋で発生した事故のドライバーは87歳でしたが、個人差はあるため、うちの親はまだ70歳になったばかりですから、安心するのはとても怖いと思います。

 

一緒に乗る機会や時間がなかなかない場合は、ドライブレコーダーを設置して運転を確認することをおすすめします。

 

危険な映像を一緒に観ることで、自分の運転を客観的に見ることができ、危険性を認識してもらえるかもしれません。

 

もし認識してもらえない場合でも、その映像を持って適正相談窓口で相談することもできます。

 

今回の事故はニュースで大きく報道されましたが、事故を起こしたドライバーを知る近所の方は以前危険な運転を目撃したことがあると言っていました。

 

事故が発生するような前兆が発生した場合(周囲の人が気付いた場合)には、すぐに対応することで今回のような事故を防ぐことができるのではないでしょうか。

 

直接声をかけて注意することは簡単ではないと思いますが、警察に連絡することはできると思います(今回の事故についての詳細を伝えることで、迅速に対応してもらえることを期待しています)。

 

今日のような悲惨な事故が発生しないことを祈るばかりです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。もとゆき

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